ポッポ~~ポッポッポ~~~~

3年ぶりに坊ちゃん列車の汽笛が響き、

ランナーが流れるようにラインを越えてゆきます。

 

今までなら、最初の1㎞余りは渋滞で歩くことが多かったのですが、今回は渋滞がありません。

多少のペースダウンがありましたが、スムースに流れて行きました。


1㎞~5㎞

6:14→6:38→6:39→6:11→6:28

1㎞ほど走ると、T-mountainさんの「残り41㎞」の看板。笑えます。

走る前の転倒の影響から、第1関門(5.9㎞)でDNFを覚悟していましたが、右手がジンジンする程度で安心しました。

予定以上のイイペース。

給水もしっかり摂ります。

皆さん3年ぶりを楽しんでいます

 

6㎞~10㎞

6:14→6:45→7:23→7:43→6:42

 

予定以上のペースで走れたので、平谷の坂道は、7.8㎞あたりから一番高いところまで歩きます。

目標は、あくまでも完走。

しっかり歩いたので、思ったほどペースが落ちていません。

下り坂もゆっくり下る予定でしたが、あとで見ると5分40秒ぐらいと一番早くなってました。

気温が高いので給水所は全て利用です。

 

11㎞~15㎞

7.07→6:51→8:57→8:09→8:09

トンネルを抜けると、いつもなら向かい風が強く吹くのですが、今年は穏やかです。

練習でもこのあたりで疲れが出始めたけれど、

それ以上に困ったのは、左肩から背中にかけての痛みでした。

この痛みはゴールするまで続き、荷物の多さが影響か?転倒の影響か?は不明。

 

16㎞~20㎞

8:43→7:51→6:24→9:03→6:59

川を超えるたびにある微妙な坂道も無理せず歩きを入れます。おかげで17㎞を過ぎたあたりで調子が戻ります。無事にハーフまで来られそうとの安心感が影響したようにも感じます。

9:03は、背負っていたコーラを取り出し飲んだためだと思いますが、コーラ効果てきめんで、ハーフ地点までイイ感じで進めた。

 

21㎞~25㎞

7:24→9:58→7:56→6:45→9:48

ハーフ直前でも一時的に6分を切っていた。

ハーフ通過が2時間35分ぐらい

練習でのハーフ走より少し早い。これなら、後半を歩き倒しても何とかなると思ったのですが・・・。

設置されている時計は、2時間50分となっている。

そう、スタートのタイムロスに、この時やっと気づいたのです。

 

ハーフ通過後は、体力回復のためにしっかり歩こうと決めていたので、

歩きながらFacebookへの投稿を済ませ、後半のペース配分を考えますが、思うように計算が出来ません。

とりあえず予定通り1㎞ほどは歩いて、下り道も抑えて走りました。
1.5㎞ほどの折り返し道では、対向してくるランナーが気になり集中できず、かなり歩きました。

右側を走るランナーばかり見ていた影響か、左肩の痛みも増強。

 

26㎞~30㎞

9:45→10:02→9:40→9:22→7:47

折り返してからも肩の痛みと下腿が攣りそうになり、全くペースが上がらない。

歩きながら回収バスの車列とすれ違う。

絶対これには乗らないぞ!と脳みそは思うけれど、脚は言うことを聞いてくれません。

 

 

31㎞~35㎞

7:48→8:09→8:08→7:50→8:31

この頃から、後方から大きな声が聞こえ始めました。

6時間ペーサーの掛け声に周りのランナーが振り返ります。

少しでも余裕を取っておこうとペースを上げますが、長続きもできず。

追いつかれては離すの繰り返し。

 

36㎞~40㎞

8:56→9:22→8:18→8:15→7:24

 

しかし、平田の上り坂で引き離されてからは、距離が開くばかり。

下り道でもペースを上げられず、疲労感で坊ちゃん団子にも気が付かず食べられず。

直後のポンジュースは何とかゲット。

ここで助け舟になったのは、写真にも写っている愛媛マラソン放送車。

地元南海放送のインタビューを走りながら受けたのです。

最初はラジオかと思っていましたが、沢山の「映ってましたよ~」の声を頂きました。

 

カラ元気で明るく対応していると、チョット楽になる。

疲れた脳みそで計算すると、9分ではヤバい、8分なら何とか完走できそう。

7分ぐらいで走り10分近くで歩くの繰り返し。

沿道からは「頑張れば間に合うよ~」の声援を沢山受ける。

しかし、向う脛の両側ともピクピク。

脹脛も時折ビクン状態。

タイム表示だったガーミンを時刻表示に変えた。

最後の関門(ゴール)は16時だ。

制限時間の6時間では間に合わない。

しかし、一度痙攣してしまうと完全ストップとなるので、慎重に慎重に走る。

いや、ほとんど歩いている感じ。

ビクンとなるたびに、体が沈み込んでしまう。

「なんでこんなシンドイことしよるんかなぁ。諦めたら楽になれる。」

「頑張れば目標達成。みんなが応援してくれてる。」

悪魔と天使が飛び回り、感情がグチャグチャしてくる。

 

41㎞~ゴール

8:36→8:34→8:30

残り1㎞となっても状況は変わらない。

最後のカーブを曲がって堀之内公園へ。

残り1分を切った。

ゴールゲートが目に入った。

ゼッケン番号と名前を呼ばれた(ハズ)。

 

記録:5時間59分36秒

 

目標達成で歓喜の瞬間だが、無事にゴールで来た安ど感だけ。

ゴール後にある方を探したが見つけられず。

 

測ったような結果

 

ゴール後、ボランティアをしていたFacebook友達のお二人から、完走記念チョコを頂いた。

 

4回目の愛媛マラソンは、記録的には最も遅い記録。

しかし、現状からするとよく頑張った12回目のフルマラソン。

13回目はどうする!?

 

 

走った後の体の状況

・左肩から肩甲骨近くの痛み(水曜日も継続中)

・左大腿四頭筋外側の筋肉痛

・下腿前部の筋肉痛少し

(脚全体的な筋肉痛は予想以上に少ない)

・右足踵部内側下方に水ぶくれ

・足爪の痛み出血はほぼ無し

 

次回への反省点

1.エイドを利用するなら補助食品は最少にすること。

2.足元には最大の注意を払うこと。

3.シューズの足慣らしは十分に行うこと。

4.ビデオ予約を忘れないこと。

 

 

(間違って途中で消してしまい、テンションの下がる状況で仕上げたので、まとまりがイマイチです)