車の牽引方法
(ロープの強度を3倍にします)
牽引される側
①牽引される側の車のフックに見たてたポールに巻き結びを作ります。
巻き結びで締め付けたところ(実際には下から上に掛けると思います)
巻き結びから、さらに1周巻きつけます。
こんな感じで、輪に通して、鎖結びを作っていきます
写真は細めの紐を使っていますが。実際は12mmくらいの
ロープを使います。
何度も何度も、繰り返して長くしていく、ロープは3倍の強度になっていく
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牽引する側
こうして牽引する側の車にフックがあれば巻き結びでも良いのですが、
ポールの場合は、もやい結びにします。
最後の輪になったロープを下から上に折り返し、1本側の
ロープを通して、手前に引く
もやい結びの輪を作る
下から輪に通し、下のロープをすくつて、輪にもどす
これでロープの強度は3倍の強さになりました。
これで車の牽引ができます。牽引するためには3~5mの
間隔が必要ですから、鎖結びの場合は10mくらいのロープが必要です。
常にロープを車に積んでおくと便利です。太めのロープであれば
1本でも使用できると思います。
ロープワークアドバイザー© 田尾 進
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