マサと一緒にマサイ族〔マサ執筆〕 | 進め!たまちゃんず☆~家族地球探検記~

こんにちは、マサです。

今回はサファリ中に訪れたマサイ族の村のお話です。


マサイ族はケニア南部からタンザニア北部一帯の先住民である。
ナイル系のマー語(マサイ語)を話す。「マサイ」とは、「マー語を話す人」
という意味だという。「ウィキペディアより」



マサイ・マラの中にはたくさんのマサイ族の集落があり,
サファリ中もたびたびマサイの人を見かけた。


じゃあマサイ族ってどんな生活を送ってるのか?
マサイ族のお兄ちゃんが説明してくれたことと,
僕が調べたことをあわせて紹介します。



<衣服>
赤い衣服を身に着ける人が多い。
マサイのお兄ちゃんによると赤い色はライオンが恐れる色らしい。


進め!たまちゃんず☆~夫婦地球探検記~-マサイ族
ほとんどみんな赤い布


<食べ物>
マサイ族は家畜として牛や羊を飼っている。
食べ物はほとんどそれでまかなうらしい。つまり,肉,血,ミルクだ。
血を飲むの?と驚いたが,血とミルクを混ぜることで,ミルクが甘く感じられるらしい。
そして栄養抜群とのこと。
農耕の習慣はなく野菜は食べない。また,狩りで捕まえたライオンなどの動物も食べない。
もっぱら家畜からとれるもののみを食べるようだ。


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火をおこしているところ。ライターなんか使いません


<家>
家は家畜の糞と泥を混ぜて練ったものでつくられている。
3年たつと家の土台がだめになるみたいなので,
その都度新しい場所に家をたてて引っ越すらしい。


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家の中は真っ暗でした


<お金>
家畜である牛がお金の代わりである。
だから牛をたくさんもっている人がお金持ちで,牛を増やすことがとても重要らしい。

自分の所有する牛に子どもを生ませて増やすのはもちろん,
結婚するときの結納金としてもらったり,
大人の牛1頭と子供の牛2頭で交換するなどして増やしていく。



<結婚>

一夫多妻制。お金持ちほどたくさんの妻がいる。
妻一人一人がそれぞれの家を持ち,夫が日替わりで訪ねる家を変えるらしい。
牛を結納金にするので,貧乏だと結婚できない。

ただ牛がいなくても,ジャンプ力を競うトーナメントがあり,それに優勝すると結婚できるらしい。


<ジャンプ>
さっきの結婚の話でもジャンプ力が出てきたが
マサイ族はジャンプ力が高いほど男らしいとされるようだ。
確かにみんなジャンプ力がすごかった。
それにしてもジャンプ力で結婚ていうのはすごいなあ。

↑動画↑


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(左) 見よ!このジャンプ力!!(右)マサイ族にジャンプで勝ったぞ!!

<仕事の役割>
家をたてること,家畜の世話,水汲み,子供の世話,ご飯や洗濯などの家事,
これらは全部女性の仕事だ。


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マサイ族の女性



↑動画↑

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マサイ族の女性とダンスを踊っているリカ



じゃあ男性は何をするかというと,年齢によってわかれているようだ。
小さい頃はお母さんの手伝い。
ある程度大きくなり,ライオンを狩りでしとめるという儀式を通過すると
ウォーリアー(戦士)となる。
ウォーリアーの仕事は家族や村をライオンなどから守ることだ。


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(左)ウォーリアーの男性 (右)耳に大きな穴が開いているのは長男です



そして60歳(65歳?)以上の仕事は・・・
なんと何もなし。食べて寝てるだけ。

ちょっと,ラクし過ぎですなあ。


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食べて寝るだけの長老



僕らが訪れたのはツアーに組み込まれた定番の村のため
残念ながら観光地化されていて,素朴な村って感じではなかったけれど,
(英語をしゃべれる人がいた)
マサイ族のことをいろいろ知ることができて興味深かったです。



そうそう,マサイ族の人は目がいいのでも有名で,視力が5.0以上なんて人もザラにいるみたいだ。
そこで興味があった僕は,「どれぐらい遠くまで見えるんですか?」と聞いてみた。
すると「ケニアとタンザニアとの国境まで。」という答え。


・・・。
えーと,それって数十キロ(数百キロ?)先なんですけど・・・。

そりゃ遠くを見るだけなら僕もできます。

そこで「え?タンザニアとの国境にあるものが見えるんですか?」と聞くと,「見える。」との答え。
うーむ,どうやらこちらの意図することが伝わっていないような気がする。


ということで結論。
「マサイ族の人の視力はきっと100.0を余裕で超えている!!!」


なわけないよなあ(笑)


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