「全国臨時教職員問題学習交流集会in青森」に参加しました。


 

 2025年8月9日~11日、青森県の浅虫温泉にて「全国臨時教職員問題学習交流集会in青森」が開催され、埼玉からは9名で参加してきました。今回のテーマは、「臨時の未来・広がる世界・つながる青森」でした。今年度は久しぶりの温泉旅館での開催で、温泉や料理も楽しむことができました。3日間でのべ300名以上が集まり、明るく楽しく議論し、全国の仲間と意見を交流しました。

 

 開会集会では、ねぶた囃子の実演に続いて、青森県の私立高校での闘いから、臨時教職員問題の本質と課題について学びました。臨時教職員制度は子どもの学習権を侵害し、教職員の生存権も侵害するという話は、とても心に残りました。また、職場環境整備の1つの前進として、千葉県の臨時教員2級格付け実現への取り組み等のうれしい報告もありました。

 

2日目は、①採用選考制度、②賃金や休暇制度、③仲間作り、④しゃべり場、の4つの分科会に別れて交流を深めました。分科会は自分の行きたいと思ったところに参加できます。①採用選考制度の分科会では、まず前半に教職員未配置の実態について学習しました。教職員の未配置数は全国的に増える一方ですが、その対応として「代替教員が見つからないまま」が激増している実態が報告されました。実際、埼玉県でも同様の状況があります。まず教職員定数の抜本的改善、そして一人一人の教員が健康的に働ける職場環境の整備が求められていると思います。後半には、採用選考のあり方や各地で勝ち取った改善点等が報告され、各地で勝ち取った改善点をいかにして全国に広げるかを中心に交流しました。②賃金や休暇制度の分科会では千葉県の臨時教員2級格付け実現の事例から賃金や処遇の改善について、③仲間作りの分科会では安心して主体的に参加できる場をどう作るか、④しゃべり場では自分を支えているものや考え方について、等を交流しました。

 

夜は大交流会、今では少なくなった100名超での畳の上での大宴会が逆に新鮮でした。プロの方のスコップ三味線を楽しみ、各県からの参加者の出し物も楽しみ、おいしい料理に舌鼓を打つなど、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

 3日目の閉会集会では、各分科会のまとめや集会アピールの採択をおこない、集会は幕を閉じました。初参加の方からの、「こんなにたくさんの仲間がいるとは思わなかった。」、「悩んでいるのは自分一人ではないということがわかった。」、「大きな励みになった。」といった感想が印象に残りました。

 

来年度は山口県下関市での開催です。興味のある方はぜひ一緒に行きませんか。詳細等はかなり先(おそらく来年度の4月以降)になると思いますが、このホームページ上でもお知らせいたします。

 

また、私たち「臨時教職員制度の改善をすすめる会」では、臨時教職員制度にかかわる様々な問題を改善するための活動をおこなっています。活動に興味のある方、お困りごとのある方もご遠慮なくご連絡ください。



事務局