埼玉県教育委員会

人事課交渉のご報告とお誘い





9月11日、県教委人事課と交渉をおこないました。主な要求事項は以下の通りです。

 

①臨時教員任用時の判断材料として「経験尊重」を入れる。

②臨時教員の雇用について「東京方式」を採用する。

(任用を希望し登録をすれば、欠員状況や募集内容をパソコンで確認できるようにする。)

③勤務条件、業務内容等の詳細をあらかじめ書面等で明らかにした上で雇用契約を結ぶ。

義務制においても、県立学校と同様に臨時教員の任用日々発令とする。

⑤「同一校での継続配置は3年まで可能」ということを、通知文として各市町村教委、各校校長におろす。

 

 この中で特に力を入れたのは③と⑤です。

 業務内容を具体的に記した雇用契約書がないため、任用期間1年間と言われていたのに着任後に任用期間は1ヶ月と言われた、免許も経験もない教科の指導を強いられたなど、臨時教員にとって「話が違う」という事例が続出しています。県教委は「臨時的任用教職員の勤務条件等について」という書面で十分に説明していると回答しましたが、この書面は一般的な事項を示したものにすぎず、「話が違う」事例を解消するにはまったく不十分な内容です。


 また、同一校継続については、毎年1月の事務局職員研究協議会での口頭による説明にとどまっているため、同一校での継続可能ということを知らない市町村教委事務局担当者や校長がいまだに多数存在しています。同一校継続を広げることについてはすでに県教委も同意していますが、文書で通知することについては、同意する様子がありませんでした。内容を確実に周知するため、文書による通知は絶対に必要です。

 

 私たちは、この日の交渉、回答にはまったく納得していません。継続して交渉をおこなうべく、次回の日時を調整しています。交渉には誰でも参加できます。興味のある方、参加してみたい方はぜひご連絡ください。


連絡先

すすめる会Web専用メールアドレス

susumerukaisaitama@gmail.com



(事務局)