値段別のモニターの特徴
1万円台 | 2万円台 | 3万円台 | |
サイズ | 21インチから23インチ | 23インチから27インチ | 27インチから40インチ以上 |
画面の種類 | TN、VA、IPSパネル | VAパネル、IPSパネル | IPSパネル |
解像度 | フルHD | WQHD | WQHD、4K |
多くの人はモニター選びにおいて、「とりあえず映れば何でもいい」と考えています。
しかし、価格によってスペックや用途が大きく異なるため、選択には慎重さが求められます。
モニターの使用は、デスクトップパソコンの使用と同義であり、その重要性はデスクトップパソコンに匹敵します。
最近では、有機ELや4Kなどの高画質や高彩度が重視されています。
長期間使用するモニターを購入するのであれば、最適な選択をすることが重要です。
メインディスプレイの導入や買い替えに向いている
モニターの価格が3万円台であれば、27インチのような大画面が主流で、これはメインディスプレイとして最適です。
一般的にデスクやこたつテーブルの横幅は約100cmとされており、27インチモニターを選ぶ場合、デュアルディスプレイとしては2台置くことが難しくなります。
そのため、メインディスプレイとしての使用が推奨され、買い替え時には既存のモニターを手放して新しいものを導入することになります。
ただし、27インチモニターをノートパソコンと同時に出力することで、デュアルディスプレイのように使用する方法もあります。
従って、3万円台のモニターを購入する際は、これらの点を考慮する必要があります。
3万円台のモニターを一番多く出しているメーカー
JAPANNEXT
販売台数が多く、スタイルも多様なコストパフォーマンスの良いモデルが次々と発売されています。
特に、日本のメーカーはユニークな最新スタイルのモニターを多く取り揃えています。
JAPANNEXTは一般用モニターからゲーミングモニターまで幅広いラインナップを展開し、リピーターを増やしています。
価格.comでの調査によると、JAPANNEXTのモニターは売れ筋ランキングに複数回ランクインしており、2023年のアワード賞を受賞したモデルもあることから、その評価は非常に高いです。
3万円台で買える、おすすめのモニター5選
DELL G2724D
おすすめ度 ★★★★★
・27インチの画面が大きいゲーミングモニター
・画面映りのキレイなFast IPSパネルを採用
・リフレッシュレートは最大165Hzと高く、応答速度は最大1msと速い
・カクツキが軽減されるFreeSync Premiumにも対応
・スリムベゼルな設計
フィリップス 27E1N5900E/11
おすすめ度 ★★★★☆
・4Kに対応した27インチのモニター
・ゲーミングモデルではないため、リフレッシュレートや応答速度は普通
・画面映りのキレイなIPSパネルを採用
・表示色が多く、コントラスト比も高い
・スピーカーが非搭載なのは妥協点
JAPANNEXT JN-FHD43IPS
おすすめ度 ★★★★☆
・3万円台とは思えない43インチの大きい画面
・画面映りのキレイなIPSパネルを採用
・鮮やかさの指標である表示色は10億色以上
・バックライトは独自のD-LEDを採用
・ゲーミング用途ではないので、VODで映画鑑賞したり、動画編集向け
・2年保証付き(5年保証のモデルもあり)
JAPANNEXT JN-VCG30202WFHDR-N
おすすめ度 ★★★☆☆
・30インチの湾曲ゲーミングモニター
・VAパネルだが、そこそこ画面映りがキレイ
・リフレッシュレートは200Hzと高く、応答速度は最大1msと速い
・解像度はフルHDより高画質
・スピーカー非搭載なので妥協点
MSI Modern MD272QXPW
おすすめ度 ★★★★★
・ゲーミングデバイスで有名なMSIのゲーミングモニター
・画面映りのキレイなIPSパネルを採用
・解像度はフルHDより高画質な人気のWQHD
・リフレッシュレートはさほど高くないが、応答速度は1msと速い
・スリムベゼルな設計
モニター選びでの注意点
3万円台でのモニター選びでは、ゲーミングモデルが多く見られます。
コストパフォーマンスは魅力的ですが、一部のメーカーはコスト削減のためにスピーカー非搭載や低価格パネルを採用しています。
そのため、購入時にはスピーカーの有無やIPSパネルの採用などを確認することが重要です。
また、3万円という金額は周辺機器を購入する際にも大きな出費となるため、慎重に選ぶことを推奨します。
3万円台モニターの将来性
3万円台でのモニターは、将来的にゲーミングモニターだけでなくホームモニターにも普及すると見込まれています。
これは、画面技術の進化によるものです。
現在、最も美しい画面とされる高コントラスト比の有機ELディスプレイを搭載したモニターはまだ少なく、価格も約10万円と高めです。
しかし、価格は徐々に下がりつつあり、安価なモニターにはIPSパネルが、そして3万円台のミドルスペックモニターには有機ELパネルが採用され始めると予想されます。
ゲーミングモニターでは、画面サイズやリフレッシュレート、応答速度といったスペックに加えて解像度が重要視されており、この傾向は既に見られます。
ホームモニターにおいても解像度は重要ですが、IPSパネルの採用が一般的でないゲーミングモニターに先駆けて、有機ELパネルが採用される可能性があります。
このステレオタイプが定着した後には、有機ELを搭載したゲーミングモニターが登場するでしょう。
その結果、ホームモニターにおいては、有機ELを採用したコストパフォーマンスに優れたモデルが出現することになります。
まとめ
今回は3万円台で買える、おすすめのモニター5選を紹介しました。
高性能なモニターをコストパフォーマンスを重視して選びたいということであれば、今回私が厳選したおすすめのモニターを参考にしてください。
さらに多くの選択肢をお探しの方は、楽天市場のリンクをご利用ください。