運営管理の科目って
「生産管理」と「店舗・販売管理」の
2つのテーマなんですね。

「店舗・販売管理」については
店舗開発や飲食・小売の業界にいたので
イメージがつくのですが

「生産管理」はあまりなじみがないんですね~

講師が言うには
「工場とか生産現場なんか知らなくても解けますよ~
だって働いたことのない大学生が合格してますから

そうかぁ~現場知らなくても解けるのね(@_@)

では本題に!

【ライン生産方式】

いわゆる流れ作業のこと!

JISの定義では
「生産ライン上の各作業ステーションに作業を割り付けておき
品物がラインを移動するにつれて加工が進んでいく方式」

JISの定義って回りくどいのよね~(笑)
流れ作業でしょ!

ポイントは
①見込生産
②需要量が多くて市場が安定した製品
③プロダクトライフサイクルが長い製品
④少種多量生産

たしかにラインを作るということは
大がかりですからね。

メリット
①単能工で作業ができる(3Sが前提)
②生産性が高い
③物の流れが単純で工程管理がしやすく
 品質管理が徹底しやすい。
④製品の移動が機械化しやすく
 移動コストも安くなりやすい

デメリット
①融通性が低い(製品や量の変更)
②レイアウト上の制約がある
③単能工なので他の作業のフォローがしにくい
④作業が単調なので創意工夫がしにくく
 労務面での問題が起こりやすい。

用語を押さえま~す。

・ラインバランシング
 各作業ステーションに割りつける作業量を
 均等化する

・サイクルタイム
 生産ラインに資材を送り込む間隔
 製品が出来あがる時間間隔に等しい。

 生産期間(600分)/生産量(200個)=サイクルタイム(3分)

食リテラシーを磨こう!

上記の表を基に説明をすると

①サイクルタイム ⇒3分

②製品1個あたりの作業時間の総和
  ⇒2.5+2.8+3+2+2=12.3分

③生産リードタイム
  ⇒3×5=15分

④600分における生産量
  ⇒600分/サイクルタイム3分=200個

⑤バランスロス率
  ⇒100-(12.3/15)×100=18%

といった計算を素早く確実にできるように
とテキストに書いてあります(笑) 


【平成17年度 第2問】⇒難問です!!
1種類の製品を対象にしたラインバランシングに関する
次の記述のうち正しいものを2つ選べ。

ア、最低限必要な作業ステーション数は
サイクルタイムが一定ならば製品1個あたりの作業時間の
総和が増えるほど多くなる。

イ、バランスロスの値は、同一の製品の下では
作業ステーション数が増えると大きくなる傾向がある。

ウ、サイクルタイムおよび作業ステーション数が一定の下では、
各作業ステーションへの作業の負荷を均等に近づけるほど
編成効率の値は高くなる。

エ、サイクルタイムは生産ラインの前半と後半で
同一である必要はない。

正解はアとイです。

ア、についてはサイクルタイムは一定(3分)
1個あたりの作業時間の総和が増える(15分⇒18分)
作業ステーション数は増える
(5ステーション×3分=15分)
(6ステーション×3分=18分)
なので正しい(らしい)

ロスがない前提なので違和感ありますケド(ノ_・。)

イ、同じ作業時間で(15分)

作業ステーション数が
(3ステーション×サイクルタイム5分=リードタイム15分)
 上記の1ステーションを取り出して2ステーションに分ける
(4ステーション×サイクルタイム4分=リードタイム16分)

3ステーションはロスタイム0分
4ステーションはロスタイム1分

と考えられます。

本試験で解ける自信はありませんが
まとめたおかげで構造は理解できました~♪