先生との物語は、もう20年ぐらいになる。
私が、23-24歳で、MRをしていたときの担当病院の新人Drだった。
先生は、5つ上だから、当時は、28-29歳だったんだな・・・。
毎回、ナースやスッチーと合コン三昧を自慢しまくってた、今思えば、かなり痛い先生だった。。笑
先生も大学の医局に帰ってしまったから、正味半年ぐらいだったかな。。
夕方の診察終わりぐらいに、こっそりプリン持って行ったりして、もう一人の先輩と3人で医局で食べて、だべったりしてた。
懐かしい・・・。それから仲良くなって、出口で車の中で出待ちしてたら、向こうから、家まで乗せてけ!って、乗り込んできたのよ。
当時は、こんなにあっさり先生から動いてきてくれるとは思わなかったわ!
それで、ジョナサンできのこ雑炊食べて、先生の愚痴やお互いのことをちょっと話して、家まで送って帰った。
その時に、携帯番号とメアドを交換したのよ。
あの時、先生、どれくらい私の事を好きだったのかな? 多分、何とも思ってなかったと思うけれども・・・。
これが初々しい、先生との物語の第1章。
第2章は、4年前の2018年のGWに、以前から突然、友達リストに加わった、先生らしき人に、勇気をもってコンタクトを取ったのが、始まり。
ここから、先生のお家に行ったり、ドライブしたりして、突然、ブロックされるまでのことは、このブログにも書いたはず。
第3章は、私が、意を決して、2019年12月に、先生の開業医に診察に訪れたとき。。そこから先生との不思議な関係が始まった。
注射打ってくれたり、包帯巻いてくれたり、結構接触が多くて、毎回キュンキュンしていたのよ。
このブログにも、色々書いたよね。
第4章は、2021年4月1日の先生の電撃結婚の生報告に始まり、5月に、何の前触れもなく、そのクリニックを辞めて、ただMessengerで繋がっていただけの先生に会えない日々。←ブログでは今ここ
第5章を、私は、再び始めたのよ。12月下旬の先生のお誕生日が、ちょうど先生がある病院に非常勤で診察している曜日と重なっていることを、ネット検索で発見!
私は、先生の診察を受けに、もう一度、はるばる会いに行ったのね。往復5時間もする遠い病院まで・・・。
なぜかと言うと、先生へのいつぞやの手紙で、「先生が寂しがらないように、誕生日とバレンタインは、必ず先生に会いに行くからね!」と言っていたので、有言実行したまでよ・・・。
誕生日プレゼントは、先生がエコバッグが感謝とか、ずっとしつこかったから、安っぽいのではなく、もうちょっと厚手のしっかりしたエコバッグと、ミニマドレーヌを焼いて、お手紙も書いて行ったのよ!
緊張しながら、はるばる県をまたいで診察に行き、7か月ぶりに先生に会ったら、
先生は驚くほどに、すごく小さくなっていた・・・。
背は182cmぐらいあったから、結構高いはずなのに、診察室に座っていた先生は、存在感がなくなって、なんか借り物の肉体に入っている、心のないロボットみたいだった。
私は思わず、「先生、痩せた?どうした?何があった??」って、叫んでしまって、先生も訳アリの顔をしていた。
以前、2019年12月の先生のお誕生日に、名入りの高級ボールペンを持って参上したときは、『落ち武者』みたいだったと書いていたと思うが、なんと、今回は『僧侶』になっていた・・・。
ホント、しばらく放っておくと、いつも変幻して堕ちているから恐ろしい・・・。
要は、私が大好きだった先生の遊び心や無邪気さやヤンチャさ、ユーモアやセクシーさや雄々しい所が、全部抜けてしまい、中性的でお利口さんで、髪もピッチリ73分けで、私が好きな先生とは、まるで別人だった・・・。
人って、態度が小さくなると、体まで小さく見えるんだなと思いました。
痩せたのか?やつれたのか? とりあえず、尋常じゃないぐらい、先生らしさが消えていたのよ。。
でも、誕生日ジャストの日に来てくれたことが、先生には、相当嬉しかったらしい。
「先生じゃなきゃ、リクエスト通りの注射を打ってもらえないもん!」と言ったら、嬉しそうで、ハイテンションだった。
そしたら、そこにいた中年の看護師が、先生が誕生日だと知ると、「先生、お誕生日なら帰ってお祝いしてもらわなきゃね!」と言っていて、私は顔面蒼白になった・・・。
『お祝いって、奥さんと?もしかして、子供もいるの??』って、幸せな家庭を想像してしまって、私はパニクってしまった。
「先生、子供幾つになった?二人目できた??」なんて、意味不明なとち狂った質問をしたら、先生は無表情で、何も答えなかった。。
だいたい、よく考えれば、超秘密主義の先生が、ナースに奥さんや子供のことを話すはずがない。。
結婚したことすら、知らないかもしれないのに、私は、7か月振りだったし、先生のプライベートは、結婚後に何も知らないので、まんまとナースの話に乗せられて、落ち込んでしまった。
先生は、奥さんとの結婚生活が順調だから、性格も丸くなって、73分けの僧侶並みにエゴのない、中性的な先生になってしまったのかな。。と思ったら、私は、はるばる何しに来たんだろう。。って思って悲しかった。。
とりあえず、診察が終わった夜に、Messengerで、「何であんなに痩せてたの?病気?なんかあったの??」って聞きまくったら、返事が来たのだが、
「毎朝、ゴミ拾いをしているからです。ゴミを減らすにはどうしたら良いか、考え中。」
「行政に働きかけるしかないのかなぁ。」
と返って来たのよ。。
はぁ~~~!!???
別に、ゴミ拾いをバカにしてる訳じゃないけれど、エゴ丸出しで、俺様で、姑息に損得勘定で生きてきて、腐るほど女を切り捨ててきた、心根の弱くプライドが天より高いが、傷つきやすく超繊細で、常に愛されたいカマッテチャン男が、どこぞやの女と結婚して、毎朝、ゴミ拾い~~~!!!???
意味不明。。
先生は、眠りが浅いのか、2時と4時に目が覚めるっぽい。。
だいたい、新婚の夫が、朝の4時にゴミ拾いするか~!?
全く納得が行かなかったが、それから何を言っても、返事は返ってこなくなってしまった。。
けれども、既読は増えるようになった。
ゴミ拾いって、何のため?? 徳を積むため??!!
自分の人生の不運を嘆いて、幸せになるべく、神様に救いを求めて、もがいてるの??!!
真実はよくわからないが、とりあえず、本人の想定外の世界にいるんだろうなということは、よくわかった。。
先生を元に戻さねば・・・。と思ったけれど、その病院には、往復5時間かかるので、流石に毎週は行けない。
とりあえず、月1で、頑張って通ってみることにした。
年が明けて、2022年1月に、2回目の診察に行ったとき、先生はすっかり、元の先生に戻っていた。笑
何だったんだ・・・、あの去年の年末の有様は・・・。
頭もボサボサで、ちょっと粋ってて、ユーモアや遊び心がいっぱいで、オラオラ感も復活して、会話のきっかけを作るためだろうと思うが、彼のお友達のおもちゃ達も、連れて来ていた。
いつもの先生だ。。
とにかく、私が行かないと、あの人は、自分らしさを悪魔に売ってしまうのか?
真に愛されることがない世界では、彼は、どんどんと荒んで、波動が落ちまくって、生命力や自尊心や希望、自分の愛される価値がどん底まで減ってしまい、魂的には死ぬ寸前ぐらいまで堕ちてしまう。
先生を救ったのは、3回目だ。。
第2章の始まり、第3章の始まり、第5章の始まり。
私は、これまで2年ほどかけて、常に先生の波動修正をしてきた。
先生が落ち込まないように、いつも励まして、無償の絶対的な愛のシャワーを降らせて、彼の心をチャージしてあげてきた。
先生の自尊心やプライド、何より、先生の素晴らしさを訴えて、自然体で先生らしくいられるよう、見事に先生のパワーを復活させ続けてきた。
これによって、先生は、私の存在や愛の価値を、ようやく思い知るようになるんだけれども、それはまた、別のお話。。
久々で恐縮ですが、是非是非、感想お待ちしていますね!!
Without me, it could be that he would give his soul away to the devil.
私がいなければ、彼は、魂を悪魔に明け渡してしまうのかもしれない。