みなさんこんにちは
Sussan
です。
さて、今日は、ブログにUPしている以外でもたくさん工務店やハウスメーカーを回らせて頂いた中で最後に残った4社のうちの1社として「建物5 タツミプランニング」さんをご紹介したいと思います
神奈川県を地盤に、城西~城南地区あたりでは結構名前の知れた工務店さまですね
一時期、RIZAPグループに買収されたり、なんだかんだと会社にゴタゴタがあったせいか、WEB上ではあまりよくない評判も見られますが、不必要な事業(太陽光発電とか?)を整理し、注文住宅事業だけを切り出して高松コンストラクショングループの傘下に入ったことで、会社の信用力もUPしていますね
経営陣が大手ハウスメーカー出身者に変更され、目指せ大手といった感じで頑張っておられるようです。
また、個人的には住宅に関する考え方もとてもいい会社かな~と思います。
何より全熱交換の一種換気システム澄家を標準採用しているあたり、とても好感が持てます
それでは早速間取りから行ってみたいと思います。
じゃん
カラー
たくさんの会社さまの中で、唯一「タツミプランニング」さんだけがカラーで間取りを出してくれました。(笑)
間取りの特徴1f(画像上が北側道路です)
①ビルトインカースペースの中にスライドドアの玄関を設置
②進行方向とは逆にSICを設置(←スリッパ履かないと辿り着けないからそこは留意してねって教えてくださいました、感謝
)
③玄関正面にシンボルツリーを設置(楽家さまでもシンボルツリーのプランを頂きましたが、場所が違いますね)
④ビルトインカースペースの隅に収納を設置(来客用のコートをかけたり、子供の遊び道具を片づけたりできそうです)
⑤カースペース裏の壁を抜いて、裏側に抜ける通路を設置
改めてよく見てみると、自転車どこに置くのか問題がありますね
間取りの特徴2f(画像上が北側道路です)
⑥キッチンからリビング方向の間取りに斜めの部分を採用(狭小&不整形の極みですね)
⑦北側UB隣に小さいながらもインナーバルコニーを設置(主な目的は生ごみ処理機の設置と窓を開けて星を見ながらお風呂に入る為)
素敵ですよね、トイレをリビングインにしないためにパウダールームから入る仕組み(そして扉を開けても邪魔にならない)が秀逸だなぁと思いました。余談ですが、キッチン側の壁に防音用にグラスウールを詰めることで、音の問題を軽減することもできるみたいです。
続いて、Sussanから見たタツミプランニング様の特徴は2点だとおもっています。
1.第一種全熱交換換気システム「澄家」の標準採用
タツミプランニングさんの特徴は、なんといっても「澄家」を採用した熱交換システムを売りにしているところだと思います
もちろん、澄家自体はタツミプランニングさんが企画・製造・販売しているものではありませんので、工務店様でも採用されているところはあると思いますが、タツミプランニングさんの場合、魔法びんハウスというネーミングで標準採用している点が大きいと思います。
基本的に年間100棟以上施工し、その現場の(ほぼ?)全てで澄家を採用しているということは、それだけ施工事例が豊富ということですから、安心できる部分が多いと思います
画像はお借りしました。
ちなみに、似たようなイメージの写真、大手のハウスメーカーさんでしたら大体載せているとおもいますが、
大手さんが採用する全熱交換機械と「澄家」の違いは、
1.基礎下に機械を設置(天井裏が多い)
2.換気フィルターが外付け&地面から1m位のため、フィルター交換が容易(普通は天井に設置されている機械に付属)
3.本体故障時、屋根を剥がす必要がない(剥がさず修理できることも多いと思いますが、最悪屋根を剥がす必要が・・・)
だと思っています。
デメリット?としては、基礎部分の断熱・気密を保持するため、工法上、基礎断熱が必須(シロアリ被害の発見が遅れそうでちょっと怖い?)という点でしょうか。
澄家のデメリットというよりは、澄家を採用するための断熱方法が基礎断熱になり、その結果、シロアリ被害の発見が遅れそうという点がデメリットという意味です。
また、基礎部分から断熱するため、基礎表面にヒビが発生すると不安になる人が多いのか、基礎のお化粧もするらしいです。
これ、中がシロアリ被害にあってたら、余計にわかりませんよね
もちろん、基礎下に定期的に潜り込んで自分でチェックできれば言うことないのですが、なかなか難しいですよね
(澄家のダクトもあるので、基礎下のメンテナンスきついと思います)
あとは、基礎高さを下げたり、住宅密集地で建築したりする場合、基礎下の換気が不十分となりカビが発生する可能性があるので、施工方法や現場の風通しがとても大事だと思います。
床下断熱の通気工法のほうがカビが少ないと言いたい訳ではないです
また、コストとの兼ね合いですから仕方ないのですが、公表Q値は1.8~2.5ですので、Ua値換算で0.536~0.812となります(Q値×0.37-0.13=Ua値らしいです)
高いとみるか低いと見るかは判断が分かれると思いますが、決して「超」高断熱という訳ではないと思います。
6地域でUa値0.4位を標準にしてくれたほうが、むしろ安心感があったなぁと思います。
また、口コミなどではC値0.5というものも見かけますが、現場現場で異なると思いますし、タツミプランニングさん自身はC値を公表されていないため、全熱交換がどの程度機能するのかは未知数です。
でも素敵
換気って奥が深そうなので、「ド素人」のSussanは表面的にしかわかりませんが、魔法びんハウスを謳うだけあり、こだわりが見えるのはとても好印象でした
2.現場発泡ウレタンの断熱材(エコモコ)の採用
C値の向上にも寄与していると思いますが、標準がGL(グラスウール)ではなく、現場発泡のウレタン断熱です。
こちらも施工事例が豊富という点が最大の強みだと思います。現場発泡のウレタン断熱自体は、タツミプランニングさん以外でも採用可能ですが、標準にしている点が強みだと思います。
魚の輸送時に発泡スチロールを使うと思いますが、あれは、水をほとんど吸わず形態変化しない上に断熱性能があるからだと聞いたことがあります。それと似たような仕組みなのかもしれませんね
耳付きのグラスウールを施工する方法でも、丁寧に施工されれば同じような効果を得られると思いますが、どちらにしてもコンセント部分の処理等が甘くなって、そこから湿気が入り込むようなことにならないようにしたいものですね
ちなみに床材については、鏡面仕上げのシートフローリングをオプション無しで選択可能だったと思います。
傷が目立ちやすいのでお勧めしないって言われましたが、廉価でオシャレにしてみたい場合には一考の余地ありだと思います
それと、建物の話ではないのですが、打ち合わせ場所(モデルルームではなく、横浜のビルの中)に、
ベビーシッターさんが常駐(休日)
している。
というのも魅力的です。。。
さて、気になるお値段ですが、
Sussanハウスを魔法瓶Sussanハウスにした場合、3階建で施工床面積100㎡(ビルトイン含めて115㎡)
2.エコエアーシステム搭載
3.制震ダンパー装備
4.APW330(防火)採用
その他「フル装備」(営業さま談)で、
2,850~3,050万円
(ビルトイン含む坪数36坪として、坪75万円~80万円程度)
のレンジでした。
※当然、地盤改良費用等は含まれておりません。
自分で探したのか、不動産業者さん等の紹介なのかによっても違うと思いますし、時期によってオプションが無料になったりすることもあると思うので、レンジで記載しました
また、担当者さまが素敵な方で、「バルコニー無くして部屋を広くしたい~。でもハーブも育てたい!」とお伝えしたら、
「じゃあフラワーボックスというものも検討してみてくださいね」等、間取りや性能以外の住むことを楽しくするための工夫なんかも色々と教えて頂きました。
同時に検討していた住友不動産に決定する最後の最後まで、
本当に悩んで悩んで対抗馬として検討させて頂いておりました
が、最終的にはほんの少しのレスポンスのスピードの差で住友不動産さまに建築をお願いすることにさせて頂きました。
建築をお願いすることなく大変恐縮ですが、この場をお借りしまして改めてお礼申し上げます。ありがとうございます
↓↓↓↓↓↓フラワーボックス↓↓↓↓↓↓
さて、次回は、限りある予算を前にSussanが最終候補に残した4つの工務店さま&ハウスメーカーさまのうちの2つ目、「YAZAWA ランバー」様です。
こちらも狭小住宅に強いお会社の一つだと思います。
また、いわゆるThe.ローコストメーカーさまでもなく、お高いハウスメーカー様でもないレベル感の会社さまで、木材の卸売り事業が創業事業のため、木材へのこだわりが素敵であり、打合せ場所によっては保育士さんもいるらしく、いい感じの建築会社さまだと思います
ちなみに、話がそれますが、我が家は、1fの西側を凹凸の少ない厚めの白い壁紙にする予定です。
理由は、
小型のプロジェクタを投影したいから
狭小住宅でも夢は諦めません!!
探して探して安価なものを見つけました
楽天ブラックフライデー期間中はポイントが凄いですよ
それではまた~
[今日までの社数・プラン数]
6社 プラン9枚(+2枚)