こんにちは
Sussanです。
さて、本日のタイトルは
「土地⑧ 琵琶湖から愛をこめて」
(注:過去記事ご参照)
「土地⑧ ずれないで真北」
です。
今日は、「真北」についてご紹介します。
(素人のSussanが学んだことを備忘録的に書いていますので、細かいことは大目に見て下さい)
まず、土地に建物を建てるにあたって、なぜ真北(シンボク)が重要なのかについてですが、,
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都内の多くの土地では、色々な規制をギリギリ潜り抜けて、建物を計画していくことが重要になります
特に、Sussanが注文住宅を建設しようとしている「第一種低層住居専用地域」は、最も厳しい規制が敷かれているエリアとなっています。
どのくらい厳しいかというと、基本的に建築できるのは3階建て以下の住宅で、店舗や飲食店は建築できませんし、病院も建築不可となっています
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![第一種高度地区](https://polaris-hs.jp/kiso_chishiki/images/law_img/heightlimit/takasa021.gif)
画像はお借りしました。
つまり、北側の隣地のすぐ近くでは、Sussanは建物をほぼ5m以上建てることができず、頑張って2階を作っても天井の高さが1.5mくらいから傾斜していくということになります。
こんなイメージですね。
画像はお借りしました。(こんな風に素敵に作りたいですねぇ)
Sussanが建築をお願いするか検討させて頂き、大変親身にご相談に乗って頂いた工務店さんが第一種高度地区の斜線規制について、わかりやすい動画を作られていますので、ご興味のある方はご覧ください。(最終的には、毎回お打合せにお伺いすることが困難だったこと等から、契約のお願いは致しませんでしたが、この場をお借りしまして、改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。)
(YOUTUBEですので音声が出ます。お気を付けください)
ここで大事になるのが測量(真北測量)です。
先ほど、「北側の隣地」と書きましたが、ここでいう”北”とは、磁石が指し示す”北”ではないのです
こんなこと、プロの皆さまにとっては当たり前のことかもしれませんが、Sussanは、かなりの衝撃を受けました。
一般的に土地の販売用図面にある「北」は「磁北」(磁石が指し示す北)であることが多いらしく、本当の北(真北:シンボク)は、原則として、真北測量と呼ばれる精緻な測量をしないとわからないのです。
つまり、土地の売買のために行った測量では、この真北を正確に算出していないことが一般的らしく、実際に建物を規制ギリギリにプランニングしていくにあたっては、「真北測量」を行った後の測量図面が必要になるんです
ここで、一つ問題が発生します。
そう、真北測量によって仮に真北がズレると、これまで計画していた
建物プランが白紙に戻る
ことがあり得るということです
(北が少し違ったので、ここに部屋は作れませんねぇ、、、的な感じです…)
Sussanの場合、土地を取得した際の測量図面から恐らく大きくズレることは無いだろうということでしたのが、万が一、大きく”北”がズレてしまうと、ちょっと厄介なことになるかもしれませんでした。
ちなみに、磁石があらわす”北”を磁北といい、関東近傍ですと、真北と比べて西に6~7度程ずれているそうです。
(偏西というようです)
Sussan(=ド素人)的見解では、測量図が磁北記載で、仮に真北が7度ずれていたと仮定すると、これまで「母屋下がり」になってしまっていた大部分について「母屋下がり」でなくなると思っています。また、真北記載だったとしても、測量時期が1年以内ということもあるため、再度真北測量を行った場合でも、それほど大きな誤差にはならないと理解しています。
お願い、「ずれないで真北」
結果は今日でるそうです。乞うご期待
それではまた~