いきなりです、沖縄や鹿児島の一部の地域は既に真夏日の気温を記録したみたいですね。ニュースで観ました。確実に世界では異常気象が問題になっているし地球温暖化現象は人類にって未来に向けての大きな課題になっています。先日の演説で言ってたようにオバマさんも環境問題を深刻に考えているようだし一人一人が環境について小さな事からでも考え実践するようにしていきたいですね。
今日は真面目です。
そろそろ花粉の季節です。たちまちに真冬みたいな季節に戻りました。そのあとにまた暖かくなると確実に大量の花粉が飛びまわります。既に症状は表れていますが毎年恒例の花粉症です。目の痒み、鼻水の洪水、だるさ、気力の低下、そしてストレス。良いことがないです。
空気中に飛び回る花粉はこの季節において自分に二つの問題を引き起こします。それは身体的な苦痛とそれによって感じる精神的な弱さです。
ひとつはついつい出不精になってしまってさらに動きが鈍ったりしてチャンスを逃がしていることがある、さらにはそれに気づかないこともあるだろうし。
ふたつ目。この季節は自分の中でそれらに負けないように戦いを挑み意思と忍耐強さを試す良い機会。
この季節になると弱る自分がいる事が確実だがここで考える事とは、要するに環境に負けている自分が駄目だという事。そしてこんな花粉との生活、呼吸の中でもやるべき事、やらなければならない事や、やっといたほうが良い事は確実に存在する。
明るさの中の暗さ、寒さの中の暖かさ、寂しさの中の楽しさ、それらのギリギリのところを理解できるかできないかでその人自身が考える強さが決まる。人は甘いところにいるとそれに染まっていくし楽を覚えると楽しかしなくなる悪い癖がある。
しかし結局は自分の精神的な弱さの問題。
この季節はそれに気づく良い季節だった。
無理矢理だが矢印の様な形をした花粉が良い方向を示していると信じて、花粉よ、もっと舞え。
あるTV番組で色んな都市の発展についてを取り上げたものがあった。
その内容はとても興味深いおもしろいものでした。簡単に言うと東京という都市が昔から発展していく過程で海を埋め立て続け、高密度の高層ビルが建ちまくりやがて生活が地上から穴を掘り続けて地中へと進んでいく様を未来像として実際の構想やアニメーションを混ぜながら表現した番組だった。
将来の東京は六本木辺りが地下都市となり、地下菜園が中心となったり都市部以外の郊外のにはスラムや外国人のコミニティが生まれたりして。確かそんな内容(間違っていたら修正します)だったと思うけどまだ途中だったみたいなので続きを観たいです。
東京という世界でみても類を見ない大都市に住んでいる中これからこの都市がどう進んでいくか興味があるけれども文明が行き着く先には何か恐ろしいものも感じます。
利便性や享楽主義の追求は現状では歯止めが効かない状況だと思います。実際自分ではどうしたら良いかわからないけど今はこうして現状についてやこれからの情報を知ることと少しでも真剣に考えてみることも大事だと思います。
○今日の一文
“彼は青空の下、高い所を悠々舞っている鳶の姿を仰ぎ、人間の考えた飛行機の醜さを思った。彼は三四年前自身の仕事に対する執着から海上を、海中を、空中を征服して行く人間の意志を讃美していたが、不知、全で反対な気持ちになっていた。人間が鳥のように飛び、魚のように水中を行くという事は果して自然の意志であろうか、こういう無制限な人間の欲望がやがて何かの意味で人間を不幸に導くのではなかろうか。人智におもいあがっている人間は何時かその為め酷い罰を被る事があるのではなかろうかと思った。
嘗つてそういう人間の無制限な欲望を讃美した彼の気持ちは何時かは滅亡すべき運命を持ったこの地球から殉死させずに人類を救出そうという無意識的な意志である考えていた。当時の彼の眼には見るもの聞くのも総てがそう云う無意識的な人間の意志の現われとしか感ぜられなかった。男という男、総てその為め焦っているとしか思えなかった。そして第一に彼自身、その仕事に対する執着から苛立ち焦る自分の気持ちをそう解するより他はなかったのである。
然るに今、彼はそれが全く変っていた。仕事に対する執着も、その為め苛立つ気持もありながら、一方遂に人類が地球と共に滅びて了うものならば、喜んでそれも甘受出来る気持になっていた。彼は仏教の事は何も知らなかったが、涅槃とか寂滅為楽とかいう境地には不思議な魅力が感ぜられた。”
「暗夜行路」 志賀直哉