こんにちは
続きです。
紙袋一つ分の正体は、手紙類であります。
5歳くらいに初めて手にした手紙は、父が海外出張先のアメリカから宛てたはがきが始まりでした。
モーレツ社員という言葉が普通に使われた時代、父は朝早くから出勤し、夜遅く帰ってきていました。
私宛のはがきは漢字が入りで、二つ年上の姉に宛てたはがきは、すべてひらがなでした。
いくらなんでも子供の名前と年齢ぐらい区別してよと思う気持ちよりも幼心に、そんなもんかと許してしまう自分を思い出します。
そんな思い出につまったはがきをずっと、とっておいたのでした。
捨てるなんてことは思いもしなかったのです。
しかしそういうものが、紙袋いっぱいになり、だからといっていつも見るわけでもなし、見る時はおお掃除や片付けのときだけです。
でもそんな時にそれをみて、思い出に浸っていては作業が進みません。
そんなわけで写真に納めることにしたのです。
さぁその作業といったら・・・