先日我が町に1軒だけ有るアメリカンな古着屋で、自分にピッタリなサイズのウィンドブレーカーを見付ける。
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袖の長さも丁度、身頃もダボダボではなくスリムシェイプ。着丈も長からず短からず。
何より右側の縦に走るストライプがレーシーな雰囲気。

こんなパーフェクトサイズの古着に巡り会う事が少ないので、これは「買い」の一品。

しかし…
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左胸辺りに付いているシルクハットを被り、髭を生やし、バンダナを巻き、スカートのような物を履いた変なオッサンのワッペンが余計で、『何でわざわざこんなワッペンを付けたんだ?会った事の無いアメリカ人よぉ~』と思う。

ショップのオーナーに聞いても分からなかったので、『外して違うワッペン付ければいいや』と考えレジへ持っていく。
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支払いの段になってオーナーが『襟のタグにPZZA HUTと書いて有ります』と言う。

わざわざタグを付け替えるような事はしないだろうし、タグの経年変化とウィンドブレーカー自体の経年変化も同じっぽい。

ワッペンの奇妙なオッサンはもしやピザハットのキャラクターなのかもしれないと考へ、家に帰って調べてみると…
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ビンゴ!!でした。

名前は「Pizza Hut Pete」。1960~1970年代に使われていた様子。

Mr.Pete。『変なオッサン』と言って申し訳なかった。

スカートと思っていたのはエプロンだった。
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屋根にもおりますな。
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家族がいる事も判明。しかし、奥さんもソックリで、推定小学生以下の息子にも髭が生えているのは??
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ワッペンは違うけれど同じようなウィンドブレーカーがユニフォームとして採用されていた様なので、これもユニフォームと考えてよかろう。

それにしても『アメリカのアドバタイジング大好き!!』と豪語しているのに、このキャラクター知らなかったとは情けない。もっと精進しなければ。