何週間、何ヶ月もそこにあると捨ててもいいのでは?と思うようになった。
それでも母は捨てなかった。
そこに救世主が登場した!!
そう、どういういきさつかは覚えてないが、下駄を欲しいという人が現れた。
母と私の心は
待ってましたーーー!!
である。
だがしかしだ、父には捨てたことになってるのではないか?
置いてたことを知ったら怒るのでは?
私の心配をよそに、母はさっさと下駄出してお客さんに渡した。
それを見た父はお客さんに向かってこう言い放った。
「なんやそんなけったいなもんいるんか、変わっとるなぁ。はっはっはっ」
笑ってた。
靴箱が片付いた。
