「虫が怖い」という方、多いと思います。

現に私なんかは、良く誰も見ていない所で段を飛び越えて蜘蛛の巣に引っかかって悲鳴を上げながら服を脱いで走っています。

 

そんな”大悲鳴を上げながら服を脱ぎ走ってる人”をもし見かけたら、きっと同じ様に怖いと感じると思います。

 

しかし、虫博士など虫動きを良く知っている人は、虫が怖いと感じません。

私達はきっと、”未知なモノ”が怖いのです。

 

もう今の時代には天敵は居ませんが、ちょいと人間の歴史を戻ればほとんどの間天敵がいる所に生きて居ました。この私たちの脳は、天敵がいる前提でプログラムされていて、だから分からないものが怖いのだと私は思います。

 

未知なモノが大好きな人は、ほとんど毒キノコを食べて頭に天使の輪っかが付いてしまったのでもうこの世にいらっしゃらない、希少な生物なのです。今生き残っているそんな方々は、未知なキノコに巡り会わなかった大変ラッキーな種族なのです。

しかし、そんな方々がいたお陰で今の私達の安全な食がある事を忘れてはいけません。

とにかく、私は毒キノコが怖いです。

(森で見かけたら必ず大きめの声で謝る様にしています。)

 

 

 

 

さて、そんな事を帰り道歩きながら考えていたらある事に気付きました。

 

暗い人の少ない帰り道で人とすれ違う時、どこを見て歩けば良いか分からなくなりませんか?

私は毎回”眩しそうに指と指の間から覗き込む様に月を眺める事” に決めているのですが、皆さんはあの気まずい時間何を考えていらっしゃいますでしょうか。

 

あれも動きの未知な虫が怖いのと同じ様に、すれ違う時の相手の行動が予測出来ないから怖いのです。

いつ相手に首元を噛み付かれるか分かりません。

最も、ここで警戒出来ない様では私達は生き残って来れなかった事でしょう。

 

 

そこで!

 

もし人とすれ違う時は「ペコリ」をするという文化が生まれれば、「すれ違う人はペコリとする」と予測出来るので怖くないでしょう。

 横断歩道で小学生が手をあげる文化を教える様に、どのタイミングで「ペコリ」するかも全部教えてくれればば良いのです。

きっと相手の行動パターンが予測できれば恐怖心は無くなります。

 

しかし渋谷なんかの人の量でこの文化をやってしまうと、

「大ヘッドバンキング大会」になってしまい、人類の大半があそこで滅亡します。

 

それは避けなければいけません。

 

私が言いたいのは、同じマンションの人が「ペコーリ」する様に、その「ペコーリ」をの輪をもう少し広げたい。人通りの少ない様な所では「ペコーリ」は無理でも、こっそりで良いから「ペコリンチョ」して欲しいのです。 

そう、私は道行く巨乳美女にこっそり沢山「ペコリンチョ」されたいのです。(※僕の時は少し多めにお願いします。)

 

 私達にはもう文明があります。SNSを使って、見知らぬ相手にダメージを省みず「ウンチ!」と大きめの声で叫ぶ事が出来ます。という事で、この「ペコリ」文化。いつかSNSの力で広まると良いなぁ。。

 

 

そう言って今宵も彼は、月の出てない日のすれ違い方に頭を悩ませるのであった。

 

 

 

 

 

 

(幼稚園の時のバカ笑いする俺↓)