午前2時。
このくらいの時間になると、小学生のころを思い出す。
私は小学校の高学年まで夜泣きをしていた。
夜中1時か2時くらいに目を覚ますと、訳もなく泣き出した。
身を起こし、泣きながら、ひたすら父と母と兄を呼んだ。
気付いてくれるのは決まって隣の部屋で寝ている兄だった。
眠い目をこすりながら「どしたんや?」と言って兄は私の部屋に入ってきた。
そうして、私が泣き止んで落ち着くまで、いつもやさしくなだめてくれた。
中学に入ると、さすがに夜泣きはしなくなった。
その代わり、「何か(霊が)いる」と怖がって、自分の部屋で寝るのを嫌がった。
そのため、2年生の終わりくらいまで1階の洋間で、応接セットを端に寄せて蒲団を敷いて寝ていた。
思い出に浸っていたら、ようやく眠気がやってきた。
おやすみなさい。