元大関の琴欧洲が引退した。
関脇に陥落したまま大関に戻ることはできなかった。
記者会見での「横綱の顔を見れなかった」という言葉が胸を刺す。
今後は親方として名門部屋の立て直しに尽力してほしい。
一方、横綱はいずれも波乱状態。
白鵬は、苦手な稀勢の里と立合いが合わず、審判部から注意を受けた。
横綱昇進時、精神面にムラがあると心配されていたのが、ここ最近ちらほら見うけられる。
日馬富士は、綱取りの鶴竜に黒星。
好調だっただけに残念。
鶴竜は相撲にも経歴にも人間的にも派手さはない。
その代わり、真面目にコツコツ努力する昔気質なところが好まれる。
また違った良い横綱になるだろう。
最後に遠藤。
12日目を終えて6勝6敗。
もしかしたら勝ち越すんじゃないか。
昨日の取組では二度の土俵際のピンチを乗り越えての白星。
ただ勝つだけじゃない、観客の心を惹き付けるスター性。
連日の満員御礼も頷ける。
残り三日が楽しみだ。