ふと思った。
甥には「友達は選ばなきゃいけない」と教えていなかった。
これは私が母方の祖母から耳にタコができるほど言われたことである。
人の良い祖父が友人に騙されたり利用されたことで苦労した祖母は、私には同じ経験をさせたくなかったのだろう。
そのおかげもあってか、私は人の縁には恵まれていた。
もちろん中には色んな意味で良くない人もいたけど、トラブルに巻き込まれる前に本性を見抜いて関係を断つことができた。
私は友達がいなくても平気な人間で、みんなで仲良くなんて考えは子供の頃から持っていなかった。
小学校の通知表には6年間ずっと「協調性がない」と書かれ続けた。
甥に「僕はバスで帰るから」と誘いを断る勇気があったなら、事故に遭わずにすんだかもしれない。
兄夫婦が自分たちの育て方に責任があると言っていたように、私も姪だけでなく甥にも友達は選べと教えるべきだったと自責の念にかられている。
朝から重い話を書いてしまった。