私が働いている病棟は、入院患者さんのほとんどがここで最期を迎えられます。
高齢で認知症も抱えながらの患者さんが多く、
認知症になると、その方が今までどんな風に生きていたのか分かる場面も多いです
いつも目が合うと笑顔の方
何をしても怒って怒鳴ってしまう方
日によって、態度が真逆に変わる方
お金の話を多くする方
認知症という病気なので、認知症の種類によっては、攻撃的に性格が変わってしまうというのもありますので、一概にはいえませんが、
それでも、ありがとう、ありがとう、といつも笑顔で言われる方は、
今までの人生で、言い慣れていなければ、出来ないことだと思いますので、
この方は素敵な人生を歩んでこられたんだなぁ
と思いながら、お話しをしています
人生の終盤に、私はどんな生き方をしてきたか振り返る時がきたら、、
何が見えてくるでしょうか？！
病院で働き始めて、死や病気は、誰にでも起こるもの、それが身近に感じるようになりました
だからこそ、未来の幸せを望むのではなく、今の幸せを感じながら生きていきたいものです
実は今日、自分の気分で家族に当たり散らしていたので、ブログを書いて見つめ直せました
他責な私、反省します