更新が滞っております

先日、山口里帰り公演を無事に終えることができました。

妹が着ることができなかった振袖、そして、緑のリボン。
こちらは実際に米倉の叔母の振袖で、40年位昔のものです。
リハーサル風景です。
リハーサル風景です。
7年前、まだ朱砂会を立ち上げる前に相方と初コラボしたのが、この太宰治「葉桜と魔笛」でした。
朱砂会では、太宰治作品を一番多く上演していますが、7年寝かせていると解釈も変わり、前回とは全く違う語りに仕上がったと思います。
お客様も、地元山口県の方々がご来場くださったのですが、8歳から88歳まで
という幅広さで、もらい泣きして一緒に泣いてくださる方もいて、とても温かい空気の中で上演できました。

今回子供の運動会で来られなかった中学の同級生からは「今度は下関で!」、この公演の観覧を音訳サークルの研修旅行に組み込んでくださった高校時代の劇団の音楽の先生からは「今度は萩で!」と、単純なのですぐ企画する気になってしまいます(笑)
父には高校時代の初舞台以来、母には劇団の公演以来、ずっと続けてきたことを観てもらえました。
また、いつも演目にぴったりなお天気になるのも朱砂会の宴の不思議なところで、今回も借景がこの上なく映えるお天気でした。
こればかりは私共にはどうしようもないので、神さまからのご褒美だと受け止めて、感謝を忘れずにこれからも精進して参ります。