木曽谷プチとりっぷの後編です(^^)

木曽路を歩いた日、帰路の道すがら訪ねてみたかったのが・・・
南木曽町にある日本最大級の木製吊橋『桃介橋』!


大正11年9月完成 全長247m  幅2.7m

長大なだけでなく優美です


日本近代化産業遺産で国指定重要文化財


下部が石積みで上部がコンクリート製の主塔3基が吊橋を支えています


中央の塔からは水辺へ降りる石段が設けられています

☝︎橋の中央には資材を運搬したトロッコのレールが敷かれていました☟


木曽川中流域の豊かな自然に溶け込むような桃介橋



桃介橋は木曽川の水力発電開発に力を注いだ大同電力(福澤桃介社長)が読書(よみかき)発電所(大正12年完成)建設の資材運搬路として架けたものです。


☟関西電力読書(よみかき)発電所

(画像は長野県公式観光サイトからお借りしました)


電力王 福澤桃介


福澤桃介は明治末期から昭和初期にかけて日本の電力業界を中心に活動した実業家です。


慶應義塾に在学中、塾の名物だった運動会で活躍する桃介を、たまたま見物に来ていた福澤諭吉の妻・錦が見初め、諭吉の次女・房と結婚し福澤家の婿養子となりました。


若き日の桃介はかなりの男前なので、諭吉の妻・錦さんはイケメン好きに違いありません(>_<)


木曽谷プチとりっぷ、おしまい