立山弥陀ヶ原の紅葉トレッキング | 道祖神の招きにあひて

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八ヶ岳山麓の山小舎(ヒュッテ)をベースにした、百名山登山、スキー、自転車・鉄道・巡礼の旅、秘湯、自然観察、DIYなどの趣味のブログです。

10月13日(金)、紅葉と雲海の絶景スポット立山弥陀ヶ原をトレッキングして来ました。


弥陀ヶ原は標高1600〜2100m に広がる湿原で四季を通して様々な表情を見せてくれます。

湿原には木道が整備されており「餓鬼の田」と呼ばれる池塘や夏の高山植物も見どころ。

2012年、日本で最も標高の高い登録湿地として、ラムサール条約に登録されました。

また雲海の出現スポットとしても知られ、特にこの季節は紅葉の出現とその向こうに雲海が広がる絶景を眺めることができる稀有な場所。


スタートは前日キャンプ⛺️していた雷鳥沢野営場。


快晴無風の雷鳥沢野営場


以前ならば、雷鳥沢から地獄谷経由で行けたルートも現在は火山性ガスの影響で閉鎖中。

なので一旦室堂へ上がり、天狗平〜一ノ谷〜獅子ヶ鼻〜弥陀ヶ原を歩く3時間余りのルートです。


歩き始めるとすぐに剱岳⛰️ド〜ン


天狗平付近から


振り返れば雪を纏った立山連山


室堂上空を旋回していく中型飛行機✈️

自衛隊さんですかね⁈


眼下の富山平野にかかる雲海


木道の両側はお花畑


夏シーズンならばチングルマの大群落が見事な高層湿原


標高2,000m辺り、ナナカマドやダケカンバの紅葉が美しい






天狗山の山肌は一面の錦模様


終点の弥陀ヶ原ホテルがもうすぐ



弥陀ヶ原散策路からの大日連山


☟翌朝(10月14日)の北日本新聞


そういえば室堂から下り始めたあの時、一機のヘリコプターが飛んで行きました。
恐らくそのヘリ🚁から撮られた写真でしょう。

9月の異常高温で心配された立山・弥陀ヶ原の紅葉でしたが、先週からの気温低下で一気に色付きました。
10月13日現在、標高1,800〜2,200m付近が最も美しく色付いています。

遅れていた立山黒部アルペンルートの紅葉もそろそろ終盤。

おしまい