長谷川恒男記念庫を訪問した日、自宅に戻ってから考えた。


何故、著名な登山家・冒険家は43歳で命を落とすことが多いのか?


⬇️故植村直己氏(写真はネットからお借りしました)


⬇️故長谷川恒男氏


⬇️故星野道夫氏(写真はネットからお借りしました)


⬇️故谷口けい氏



植村直己は1984年、冬のマッキンリーで登頂後行方不明となった(43歳の誕生日翌日のことだった)。


長谷川恒男は1991年、ウルタルⅡ峰で遭難死した(43歳だった)。


星野道夫は1996年、カムチャッカで『どうぶつ奇想天外!』の取材撮影中にヒグマに襲撃された(43歳だった)。


ピオレドール・クライマー谷口けいは2015年、冬の大雪山系黒岳で滑落死した(43歳だった)。


何れの方々も20代の頃から世界有数の高山において困難ルートの登攀や、極地における冒険をライフワークにしていた。


登山や冒険のフィールドやそのルートが徐々にレベルアップしていくのが常だろう。

そうでないと、その冒険を見守る側である『山と渓谷』の読者やテレビ制作サイド(テレ朝やNHKのディレクター)が納得しない(喜ばない)のではないだろうか⁉️


20代~30代までは抜群の体力と経験値がマッチし、困難を克服出来ていた超人たちも・・・

前人未到レベルの冒険を20年も続けてくると、その難易度が体力と技術・経験値のピークを超える局面が必ずあり得る。


冒険の難易度と体力・技術スキルのミスマッチが生じたのが奇しくも43歳という年齢だったのではないだろうか⁉️


勿論、超人たちにも慢心はあったと思う。


植村さんが下山時に行方不明になったのも、長谷川さんが雪崩に遭遇したのも、星野さんがヒグマに襲われたのも、技量不足とは違うし、また悲運だけでは片付けられない出来事だった。



谷口けいさんの登山パートナーであり、二人でピオレドール賞を受賞している平出和也さん・・・

奇しくも今年43歳


⬇️平出和也さん(所属するICI石井スポーツのHPからお借りしました)


ピオレドール賞を3回も受賞している世界最強クライマー


冒険の様子を見させてもらう僕らは毎回ハラハラして面白いけれど、どうか無事に登山を続けて欲しいものです。


平出さんが撮影されたドローンの映像を観るだけで充分楽しめますから😅


おしまい


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