登山中、道に迷うことが往々にしてある。


何故、道に迷うのか?


考えられる理由としては・・・

1.踏み跡が明瞭でなく藪や崖地に入り込んでしまう場合など(特にエキスパートコースやバリエーションルートに多い)


2.踏み跡が何本もあり、本当のルートではない『けもの道』などに入り込んでしまう場合


3.不注意で、標識や案内板、マーキング等を見落としルートを外れてしまう場合


4.夜間の歩行、あるいは濃霧や大雨など天候悪化により、ルートを見失う場合など


実は今回の鳳凰三山トレッキング中に、二度も三度も道に迷ったり間違ったりした。


迷った原因は上記のようなものであるが、『日本百名山』の人気の山である『鳳凰山』、そのメインルートのように多くの登山者が行き来する所でさえ少なからず道に迷う。


ひとつ僕の道迷いの原因かも知れない、気になった事がある。


コース上のルートを示すマーキングが赤いペイント🖌️だったこと。しかも、風化⁉️によりかなり薄くなっていたこと。

まあ、マーキングが赤なのは普通の事だけれど・・・


何を言いたいかというと、実は僕は『赤緑色弱』。

所謂、『先天性赤緑色覚異常』。

日常生活で不便を感じたことはないけれど、微妙に赤と緑の区別がつきにくい。

特に、草原の中に咲く赤い花などが見つけ難いことは自覚している。

また、高山の稜線の砂礫地に群生する『コマクサ』などを遠くから分別認識するのは難しい。


今回、鳳凰山の登山道で写した赤いマーキングの写真が⬇️以下①②③④。

緑のハイマツ帯の中を行く登山道のマーキング・・・


①赤い○、このくらいなら認識出来る。


②赤い矢印、注意していれば認識可能。

③岩の赤いペイント。👇これはほぼ認識不能。

④赤い○、歩行中だと気付かない可能性が高い。

キョロキョロしながらマーキングを探すけれど、天気が悪かったり、ペンキが薄くなっていたりすると、『道迷い』してしまうかもしれない。

【参考】

色覚異常者(自分としては『異常者』と呼ばれるのは甚だ遺憾ですが)は男性の20人に1人(概ね5%)が該当します。珍しい事ではないのです。


⬇️現在は学校でやらなくなった色覚異常検査

1つめの『25』以外は判らない😅
大キライな検査だった。何で昔はこんなの毎年やったんだろう?

【結論】
少なからずいるであろう色覚異常の登山者のために、『登山道を案内するマーキングは赤色でなく黄色にすべきである』。

黄色は赤緑色覚異常者にも目立つ色であり、そうする事が遭難に繋がる『道迷い』を減らすことになる筈だから❗

おしまい

⬇️よろしかったら、🖱️して応援願います🙇