わかっているつもりだったが、結婚となれば両家の家族が絡んでくる。そのことについて、婚活をして気付いた。


昔と比べるとだいぶ変わってきたとは思うが、結婚となれば、両家の親や家族まで関わってくる。この時、問題に挙がるのは、私の疾患や障害のことだろう。今までは自分だけの世界だったところに、今まで関わってきてない人たちが入ってくる。マッチングした今のお相手の方は、私の疾患や障害に理解のある方だったが、ご両親やご家族も理解があるとは限らない。最悪の場合、このことが原因で結婚を止められることもあるかもしれない。私だけが被害を被れるならまだマシだが、矛先がお相手の方にもいくとなれば、話は大きく変わってくる。


仲人さんには、「相手の方には知っておいてもらわないといけないけど、ご家族の方には秘密にしてもいいのではないか」と言われた。しかし、何があるかわからないため、伝えておく必要は少なからずあるだろう。その時に、どのタイミングで、どうやって説明すればいいのだろうか。


そして、仲人さんは親切で言ってくれたのかもしれないが、精神疾患は隠さなければいけないようなものなのか、世間的に知られたらいけないことなのか感じた。


今回の出来事で、婚活はお相手との関係だけではないことを思い知った。相手のご両親やご家族、世間の目まで私の疾患や障害に土足で足を踏み入れるのだと感じた。