※実際に言われた性的虐待の内容を書いています。トラウマなどがある方は注意してください。

途中で気分が悪くなられた方は読まれることを止めてください。






性的虐待。ニュースや新聞にこの話題が出ることがあるが、その度私は昔のことを思い出し、気持悪くなる。


祖母と親戚(男性)からの性的虐待は小学校の高学年から始まった。祖母を主として、そこに親戚(男性)が加わり、共闘する方で私に攻撃の刃を向けてきた。私の場合、ニュースや新聞でよく目にする、性行為を強要されたり、性器を触られたりするものではなかった。しかし、私には耐え難いことだった。


最初に性的虐待を始めたのは祖母だった。私がトレイから出たあと、「なぁ、何が出たん?お○っこ?それとも、○んち?どれくらい出た?」と聞かれた。答えるまでずっと質問は続き、答えないと質問する声が大きくなるため、私は泣き出しそうな気持ちを堪えて答えた。しかし、今思うとこれがいけなかったのだと思う。

今度は、祖母だけでなく、家に来た親戚(男性)にも聞かれるようになり始めた。

「今は、何が出そう?」

「さっきのトイレの時間長かったし時間的に考えて、う○ち出たやろ!どんな形やった?」

「うん○する時、どんな顔してきばるん?やってみ!」

「下っ腹デカいけど、もしかして便秘?ワシがお腹撫でてあげよか?」

「お○っこって、どんな勢いで出たん?教えてよ!」

その親戚(男性)はほぼ毎日我が家に来てたため、週末はトイレに行く度に祖母と一緒になり、いろんなことを聞かれた。

エスカレートしていくと、トイレの内容だけでなく、下着のことも祖母や親戚(男性)に聞かれるようになっていった。

「今日のパ○ツは何色なん?あと、どんな柄?」

「ブラはいつから付ける始めたん?」

「どんなブラつけとる?」

「今日のブラの色は?」

今までのやり取りを聞いて、「断ればいい」と思った方もいるだろう。でも、断ると、今度は怒号が家中に響き渡るようになるのだ。

「なんでそれぐらい教えてくれんのな!」

「何を恥ずかしがることがあるんな!」

「もしかして期待しとんか!気持ち悪い!!汚い!」

「話す話題作りをしてあげよるだけやん!それを私が悪者みたいに言って!不幸もんが!」

家中に怒号が響くと、関係のない妹や弟たちまで聞きたくもない怖い声を聞かせてしまうと思った私は断ることは出来ず、質問に答え続けたのだった。


それが次の被害に繋がるとも知らずに。