今日のうつの度合いは10段階中3.5で減薬を開始してから770日目となる。今日は倦怠感、軽いめまいがあったが、調子は概ねよかった。ありがたい。生死一如(しょうじいちにょ、せいしいちにょ)という仏教用語がある。生と死は表裏一体で切り離せないものという意味だ。この世で100%確実に起こることは死だ。人間は常に死と隣り合わせで生きている。家の中にいようが、外にいようが死ぬときは死ぬのだ。明日どころか数分後さえもどうなるか分からない。だから今この瞬間を精一杯生きるのだ。うつ病の方は認知が歪んでいる。体は今ここにあるのに、心は過去と未来を行ったり来たりしている。心ここにあらずの状態だ。吾輩は毎日夜になると、今日も無事だったことを感謝できるようになった。生きているのではなく、生かされていると思えるようになった。今日は吾輩の所で地震が3回あった。和歌山県でもあった。もうそろそろやってくるだろう。和歌山県の地震では南海トラフが起きる可能性には影響がないと報じていたが、本当のところどうなのかは疑問だ。国民に本当のことを話せば、大パニックが起こる。まあ、なるようにしかならないので考えるだけ無駄だ。マインドフルネスという考え方を学ぶとメンタルが安定する。うつ病の方には是非この考え方を学んでほしい。信じるか信じないかはあなた次第だが。

 

 

「死ぬ時節には死ぬがよく候」 良寛