「暗い日曜日」は中学の音楽の授業で知った。1993年にハンガリーで発表された曲で自殺ソングとして知られている。当時この曲を聴いて世界中で数百人が自殺したと言われているが、自殺との因果関係ははっきりしておらず明確な記録も残っていない。ゆえに都市伝説ではないかと指摘されている。歌詞の内容は暗い日曜日に女性が亡くなった恋人を想い嘆くというもので、最後は自殺を決意するという一節で終わる。ハンガリーでは放送禁止に指定したと言われている。イギリスのBBCでも放送禁止曲に指定された。ヒット後作曲者本人も自殺していると伝えられている。しかし多くの日本人歌手がカバーしている。淡谷のり子さんを筆頭に、榎本健一さん、東海林太郎さん、越路吹雪さん、三輪明宏さん、戸川昌子さん、岸洋子さん、金子由香利さん、夏木マリさん、および加藤登紀子さんなどである。聴いたことがある人もいるだろう。イントロはちょっと気持ち悪いがこれを聴いて自殺したいとは思わない。聴かれる方は自己責任でお願いしたい。
「暗い日曜日」