今日も朝から能登半島地震

のニュースを見ている中で

気になった事…



徳島県が石川県に支援物資として

弾性ストッキングとマスクを提供したという

2024年1月3日のXの投稿に対し

一部で「必要なものは他にたくさんある」

などと批判の声が寄せられた…



と、言うネットニュース記事




この批判に対し徳島県の

担当者の方はエコノミークラス

症候群の危険についてお話し

されていました…



食料や水などもっと大切な

ものがあると言う批判が多い中

私は弾性ストッキングと

マスクの支援物資はすごく

重要で気が利くと思いました


※誤解があり批判されているようですが

徳島県は水や食料なども別でしっかり

輸送しています!到着まで時間がかかる

食料の輸送とは別で職員の人が現地入りする際

軽くて運びやすいマスクと弾性ストッキングを

先に持ち込んだと言う話しみたいです





東日本大震災の経験から…



避難所生活での

エコノミークラス症候群

(静脈血栓塞栓症、肺血栓塞栓症etc…)




過去多くの災害でも多数の症例があり

場合によっては生命に危機が及ぶ為

厚生労働省や日本循環器学会でも

注意喚起をしています




わたし自身も東日本大震災で注意喚起や

保健師の方が避難所で指導して下さいましたが

避難所生活ではエコノミー症候群に

なりやすいと言われています!!!




長時間足を動かさずに居ることで足の静脈に

血栓(血のかたまり)ができ、

その血栓が剥がれ血管を通り

肺の血管に引っかかり詰まらせてしまう

というものです…




●長時間同じ姿勢でいる

(寝たまま、座ったまま)

●車内で避難生活をしている方

●悪性腫瘍を患っている方

●下肢に怪我を負った方

●妊娠中、産後すぐの方

●肥満の方、ご高齢の方



などが特にリスクが高いと言われています



下肢リンパ浮腫の方も

同じくリスクが高くなります




脱水もエコノミークラス症候群の

大敵です!!!




避難所の中にはトイレの整備が整って

おらずトイレの回数を減らす為に

水分補給を減らしたり我慢する方が増え

脱水につながり…血行不良が悪化し

エコノミー症候群のリスクを高める事

があります




大変な状況の中で水分の確保も難しい

状況かとは思いますができる範囲で

水分補給を赤ちゃんぴえん




●こまめな水分補給

●ふくらはぎのマッサージ

●足指のグーパー運動

●足首の曲げ伸ばし

●脚を高くして寝る

●衣服の締めつけを減らす


などの対策でエコノミークラス症候群の

リスクを軽減できると言われています




トイレへの歩行を数時間に1回するだけ

でも十分な運動になります




歩行が困難な方はぜひ足首足指を動かしたり

座ったままできる足のストレッチを



※分かりやすいイラストを見つけたので

フリー素材お借りしました




エコノミークラス症候群は

自覚症状、初期症状がとても

分かりにくく…突然重症化

する事が多い疾患です



高齢の方や介護が必要で

歩行できない方、狭い避難所

生活では弾性ストッキングを

履くだけででもエコノミー

症候群の対策、命を守る対策

になります!!!




そして、マスクの支援物資も

避難所生活や復旧作業を

する方にはすごく重要



東日本大震災の時も

避難所内でノロウイルスや

インフルエンザなど感染症

の方が増えたりもしました



瓦礫の片付けをする際も

マスク無しでは泥や埃、臭いも

ひどく…数分でマスクは真っ黒

何枚あっても足りない状況




人手が足りない中で軽くて

直ぐに大量に運べるもの

賞味期限などで破棄されず

長い期間備蓄できるもの…

と、取り急ぎ支援なさった

徳島県素晴らしいと思います赤ちゃんぴえん



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少しでもお役に立てたら幸いです赤ちゃんぴえん