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するめの部屋

徒然なるままに、心のままに。
飲むほどに、酔うほどに。

 

先週、隣に住んでいた夫婦のご主人が亡くなりました。

79歳だったそうです。

半年ほど前に白血病になったと聞いてから、あまり姿を見かけなくなったので大丈夫かな? と思っていましたが、状況はあまり良くなかったようです。

 

僕はここに住み始めて約15年。

埼玉県南部のここは、池袋から電車で30分弱で首都圏と言われる地域です。

この辺は、生まれた時から住んでいる『地元の人』は半分もいないかもしれません。

 

僕は東京の出身だし、亡くなったご主人は新潟県の出身で、反対隣に住んでいる人は鹿児島県の出身。

向こう三軒に住んでいる人たちは、その出身地すら知りません笑い泣き

首都圏の住民ってこのように『寄せ集め』だから、近所の人と会っても会話はほとんどなく、顔を合わせても形式的な挨拶だけです。挨拶すらしない人もたくさんいます。

寂しい街でしょ(笑)

 

そんな中で、亡くなったご主人は僕と会うと「こんにちは」ではなく、「ヨッ!」とか「おぅ!」とか、手を挙げて気さくに挨拶をしてくれました。

僕もそのノリで挨拶を返していました。「ちわ~‼」とかね。

年が離れていることで、それ以上の会話は多くなかったけれど、そういう昭和っぽい雰囲気のやり取りができる人は、この辺ではその人しかいなかったですね。

ご主人は、紳士的なタイプではなく『おっちゃん』タイプの人でした。ステテコが似合いそうな??爆  笑

今もステテコなんて言葉はあるのかな。

昭和時代は、白い無地のステテコを履いたおっちゃんがよくいましたよね。

 

ご主人とはそれだけの仲だったけど、亡くなったと聞いたら心の中の自分が不思議なほどに悲しんでいるので驚いています。

ご主人のキャラに親しみと、普段、何気なく交わしていた挨拶が感情を大きくしたのかと思います。

隣に住んでいただけのおっちゃんなのに、これほど気持ちが揺れるとは。。

 

挨拶って大切だよね。

今回はそれを強く感じたよ。

特に首都圏は(笑)

 

最近は、昭和を盛り上げた芸能人などの有名人や、自分の周囲の高齢の人たちも次々と亡くなっていくもんだから寂しさが尽きませんね。

 

また近所で第二の『おっちゃん』を見つけたいものです。

あ、僕もおっちゃんだけどね爆  笑

 

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今日は、そのおっちゃんの葬儀でした。

家族葬ということだったけど、おっちゃんにさよならを言いたくて参加させてもらい、手を合わせてきました。

 

今夜は自宅で、「ヨッ!!」って手を挙げるおっちゃんを思い浮かべながら飲んでいます。

弔い酒だな。

 

 

おっちゃんは酒を飲まない人だったんで、、そこが飲む人だったら、もっと付き合いが深かったかもしれません。

部屋の窓を開けて、塀越しに「今からうちに飲みに来なよ!」とか言えていたかもね。

 

 

ん~、お酒が飲めない方でも、付き合い程度に飲んでくれたら嬉しいな(無茶か? 笑)

 

それ以上に、もっと多くの人が挨拶を交わすようになってくれたら、もっと嬉しい。