クランクインから9ヶ月間、そして、あのヒロイン発表の日から1年間に渡り、連続テレビ小説『ちりとてちん』のヒロインとして、過密なスケジュールをこなしてきた貫地谷しほりさん。
そんな彼女にとって、ヒロインとしての最後のお仕事になったのが、2008年3月3日に放送された「スタジオパークからこんにちは」への生出演。
共演者の方々からのメッセージVTRや視聴者の皆さんからのメッセージ等が、しほりんにとって楽しい思い出になるといいなあと願いながら、録画を見るのを楽しみにしていたのだが・・・。
当日、放送終了後に更新されたしほりんのブログには、次の様に書かれていた。
> そしてさっきは『ちりとてちん』では最後のスタジオパークの撮影でした。
> クランクアップした時にみんなが寄せ書きしてくれたメッセージが了解も取っていないのに、放送されてしまって本当に本当にごめんなさい。
> 私個人に書いてもらったものだから写真のみでメッセージは絶対に映さないでと打ち合わせしてたのですが、何かが行き違ったらしくて、放送されてしまいました。
> 私もこんなことになって本当に悲しいです。
> 自分の事は自分で守らなきゃいけないと改めて痛感しました。
番組の録画を見る前に、どうやら放送中に手違いがあったことを知った。
とにかく、しほりんが悲しい思いをしてしまったことが気掛かりだった。
帰宅してから録画を見たが、せっかくのしほりんの厚意が思わぬ結果を招く形になってしまい、本当に残念だった。
寄せ書きをして下さった共演者の皆さんに申し訳ないことをした、というしほりんの誠実な気持ちが痛いほど伝わってきて、涙が出た。
きっと皆さんも、しほりんの辛い気持ちを分かってくれたことだろう。
お互いのちょっとした行き違いや思い込みが思わぬ結果を生んでしまうことは、日常生活でもよくありがちなこと。
しほりんも、万一の場合を考慮して事前に十分な注意を払う、リスク管理の大切さを痛感したのではないか。
手違いがあった直後にはさすがにショックを隠せない様子のしほりんだったが、その後、なんとか立て直してトークを続けることができて、ほっとした。
兄弟子たちや渡瀬さんのメッセージVTRに笑顔を見せたかと思えば、和久井さんのお手紙に涙を流すしほりん。
兄弟子たちのリクエストに応える形で“くどき顔”も披露するサービスぶり。
共演者の皆さんとの仲の良さ、絆の強さを垣間見る思いがした。
しほりんはこの9ヶ月間、本当に掛け替えのない、濃密な時間を過ごしてきたのだろう。
番組に寄せられた多くの熱いメッセージからも分かるように、多くの方々に愛された喜代美ちゃん。
長い間、本当にお疲れ様!
ちりとてちん 第23週「終わりよければ滑ってよし」
今週も喜代美ちゃんのおかみさん修業は山あり谷あり、波乱の連続でしたね。
「寝床」で磯七さんが木曽山君の初高座の話を申し出てくれたことで、感極まる喜代美ちゃん。
一門の中では何かとややこしい立場にありますが、なんと言ってもやっぱり、木曽山君のおかみさんですものね!
しかし、お咲さんから「弟子の初高座いうたら、おかみさんが一番大変な時なんやろ?」と言われても、今ひとつピンとこない様子。
木曽山君から、「おかみさん、よろしくお願いします!」と言われた際の、引きつった笑顔が可笑しかったですね。
皆が気に掛けてくれる中、急に落語が下手になったり稽古を避けるなど不可解な様子を見せる木曽山君が、突然、落語会には出られないと言い出して驚く喜代美ちゃん。
ここはおかみさんの出番だとばかり張り切って相談に乗ろうとしたものの、順ちゃんのアドバイスを思い出して、乗り出した体を後ろに反らす仕草が笑えました。
高座に上がるのが怖いという木曽山君を、自らの経験を踏まえて「失敗したかてええねんよ。」と言って励まし、悦に入る喜代美ちゃん。
その話を聞いて、木曽山君に対する不信感をより一層募らせる奈津子さんは、やっぱり鋭いですね。
「奈津子さん! ほら木曽山君は嘘つきです。ほやけど、私だんだん分かるようになったんです。嘘ついとる時と、ほうやない時、目ぇ見たら分かるんです。」
「え~っ!?」
「これが、弟子とおかみさんの関係いうもんなんですねぇ。は~っ!」
自信たっぷりの態度でそう言い切って、おかみさんとしての自分にすっかり酔っている喜代美ちゃんの仕草や表情が可笑しかったですね。
ああ、それなのに・・・。
初高座が散髪屋の落語会だなんて、しょぼすぎて嫌だという木曽山君の本音を聞いてしまい、彼の頬を平手打ちした喜代美ちゃん。
驚く木曽山君を見据える、怒りと悲しみが入り混じったような瞳がとても印象的でした。
「スポットライト浴びて、舞台の真ん中におるもんが、主役や思うたら大間違いや! それが分からんのやったら、落語なんかやめてしまい!」
心の底から発した厳しい言葉で自分を叱る喜代美ちゃんの剣幕に圧倒され、磯七さんに土下座して謝る草々兄さんの姿を目の当たりにして、木曽山君もさすがに応えたようですね。
一方、おかみさんとしての厳しい一面を見せたものの、叩いてしまったことを気にする喜代美ちゃん。
部屋を訪れた木曽山君に対する慌てふためきぶりといったら!笑
散髪屋さんの落語会に出させてほしいと草々兄さんに一生懸命頼む木曽山君の姿を見て、一緒になって何度も頭を下げる喜代美ちゃんの姿には感動しました。
木曽山君の芸名も「徒然亭小草々」に決まり、初高座祝いに、お父ちゃんが作った塗箸を贈ろうとする喜代美ちゃん。
せっかく彼に良い話をしていたのに、途中で小次郎さんに腰を折られてしまい、可哀想でしたね。
もっとも、大切な贈り物の中身を確認せずに、誤って正平君が作った塗箸を渡してしまうなんて、奈津子さんも喜ぶ喜代美ちゃんらしいエピソードではありますが。笑
しかし、それがかえって、木曽山君にとって値千金の贈り物になるとは!
何の価値も無いと思えたあの箸が、巡り巡ってその価値を理解する人の手に渡るなんて、本当に上手い作りだなあと感心してしまいます。
心を込めて仕立て直した着物を着て初高座に臨む木曽山君の姿を緊張した面持ちで見守る喜代美ちゃんでしたが、彼の落語が受けて心から喜ぶ笑顔は、本当に素敵でした。
さて、塗箸は継げないと言ってお父ちゃんと口論になり家出してきた正平君ですが、姉として彼の気持ちに全く気付いてやれなかったことを悔やみ、自分を責める喜代美ちゃんが切ないですね。
「わがままでも、なんぼずるくてもや。やりたい事やってるお姉ちゃんが、正平は大好きやねんぞ。」
喜代美ちゃんが落ち込んだりすると、いつも良いことを言って励ましてくれる草々兄さんですが、これで喜代美ちゃんも、だいぶ気持ちが楽になったのではないでしょうか。
心配したおかあちゃんが大阪まで迎えに来て、正平君に甘えてしまったことを謝りましたが、彼もまた、親に甘えられなかった自分を反省しましたね。
木曽山君と喜代美ちゃんが本当の気持ちを出してぶつかり合う姿を見て、自分もお父ちゃんに正直な気持ちを話そうと決めた正平君ですが、はたしてこの後、どのような道を進むことになるのか、興味深いですね。
それから、和田家の工房を訪れた際に、喜代美ちゃんが初高座のお祝いに塗箸を贈ることを聞いたエーコ。
「人間も、箸と同じや。研いで出てくるのは、塗重ねたもんだけや。」という喜代美ちゃんが塗箸に込めた思いを知り、改めて手にした塗箸をじっくりと眺めていましたが、何か思うところがあったのでしょうか。
こちらもまた、今後の展開から目が離せませんね。
そんな彼女にとって、ヒロインとしての最後のお仕事になったのが、2008年3月3日に放送された「スタジオパークからこんにちは」への生出演。
共演者の方々からのメッセージVTRや視聴者の皆さんからのメッセージ等が、しほりんにとって楽しい思い出になるといいなあと願いながら、録画を見るのを楽しみにしていたのだが・・・。
当日、放送終了後に更新されたしほりんのブログには、次の様に書かれていた。
> そしてさっきは『ちりとてちん』では最後のスタジオパークの撮影でした。
> クランクアップした時にみんなが寄せ書きしてくれたメッセージが了解も取っていないのに、放送されてしまって本当に本当にごめんなさい。
> 私個人に書いてもらったものだから写真のみでメッセージは絶対に映さないでと打ち合わせしてたのですが、何かが行き違ったらしくて、放送されてしまいました。
> 私もこんなことになって本当に悲しいです。
> 自分の事は自分で守らなきゃいけないと改めて痛感しました。
番組の録画を見る前に、どうやら放送中に手違いがあったことを知った。
とにかく、しほりんが悲しい思いをしてしまったことが気掛かりだった。
帰宅してから録画を見たが、せっかくのしほりんの厚意が思わぬ結果を招く形になってしまい、本当に残念だった。
寄せ書きをして下さった共演者の皆さんに申し訳ないことをした、というしほりんの誠実な気持ちが痛いほど伝わってきて、涙が出た。
きっと皆さんも、しほりんの辛い気持ちを分かってくれたことだろう。
お互いのちょっとした行き違いや思い込みが思わぬ結果を生んでしまうことは、日常生活でもよくありがちなこと。
しほりんも、万一の場合を考慮して事前に十分な注意を払う、リスク管理の大切さを痛感したのではないか。
手違いがあった直後にはさすがにショックを隠せない様子のしほりんだったが、その後、なんとか立て直してトークを続けることができて、ほっとした。
兄弟子たちや渡瀬さんのメッセージVTRに笑顔を見せたかと思えば、和久井さんのお手紙に涙を流すしほりん。
兄弟子たちのリクエストに応える形で“くどき顔”も披露するサービスぶり。
共演者の皆さんとの仲の良さ、絆の強さを垣間見る思いがした。
しほりんはこの9ヶ月間、本当に掛け替えのない、濃密な時間を過ごしてきたのだろう。
番組に寄せられた多くの熱いメッセージからも分かるように、多くの方々に愛された喜代美ちゃん。
長い間、本当にお疲れ様!
ちりとてちん 第23週「終わりよければ滑ってよし」
今週も喜代美ちゃんのおかみさん修業は山あり谷あり、波乱の連続でしたね。
「寝床」で磯七さんが木曽山君の初高座の話を申し出てくれたことで、感極まる喜代美ちゃん。
一門の中では何かとややこしい立場にありますが、なんと言ってもやっぱり、木曽山君のおかみさんですものね!
しかし、お咲さんから「弟子の初高座いうたら、おかみさんが一番大変な時なんやろ?」と言われても、今ひとつピンとこない様子。
木曽山君から、「おかみさん、よろしくお願いします!」と言われた際の、引きつった笑顔が可笑しかったですね。
皆が気に掛けてくれる中、急に落語が下手になったり稽古を避けるなど不可解な様子を見せる木曽山君が、突然、落語会には出られないと言い出して驚く喜代美ちゃん。
ここはおかみさんの出番だとばかり張り切って相談に乗ろうとしたものの、順ちゃんのアドバイスを思い出して、乗り出した体を後ろに反らす仕草が笑えました。
高座に上がるのが怖いという木曽山君を、自らの経験を踏まえて「失敗したかてええねんよ。」と言って励まし、悦に入る喜代美ちゃん。
その話を聞いて、木曽山君に対する不信感をより一層募らせる奈津子さんは、やっぱり鋭いですね。
「奈津子さん! ほら木曽山君は嘘つきです。ほやけど、私だんだん分かるようになったんです。嘘ついとる時と、ほうやない時、目ぇ見たら分かるんです。」
「え~っ!?」
「これが、弟子とおかみさんの関係いうもんなんですねぇ。は~っ!」
自信たっぷりの態度でそう言い切って、おかみさんとしての自分にすっかり酔っている喜代美ちゃんの仕草や表情が可笑しかったですね。
ああ、それなのに・・・。
初高座が散髪屋の落語会だなんて、しょぼすぎて嫌だという木曽山君の本音を聞いてしまい、彼の頬を平手打ちした喜代美ちゃん。
驚く木曽山君を見据える、怒りと悲しみが入り混じったような瞳がとても印象的でした。
「スポットライト浴びて、舞台の真ん中におるもんが、主役や思うたら大間違いや! それが分からんのやったら、落語なんかやめてしまい!」
心の底から発した厳しい言葉で自分を叱る喜代美ちゃんの剣幕に圧倒され、磯七さんに土下座して謝る草々兄さんの姿を目の当たりにして、木曽山君もさすがに応えたようですね。
一方、おかみさんとしての厳しい一面を見せたものの、叩いてしまったことを気にする喜代美ちゃん。
部屋を訪れた木曽山君に対する慌てふためきぶりといったら!笑
散髪屋さんの落語会に出させてほしいと草々兄さんに一生懸命頼む木曽山君の姿を見て、一緒になって何度も頭を下げる喜代美ちゃんの姿には感動しました。
木曽山君の芸名も「徒然亭小草々」に決まり、初高座祝いに、お父ちゃんが作った塗箸を贈ろうとする喜代美ちゃん。
せっかく彼に良い話をしていたのに、途中で小次郎さんに腰を折られてしまい、可哀想でしたね。
もっとも、大切な贈り物の中身を確認せずに、誤って正平君が作った塗箸を渡してしまうなんて、奈津子さんも喜ぶ喜代美ちゃんらしいエピソードではありますが。笑
しかし、それがかえって、木曽山君にとって値千金の贈り物になるとは!
何の価値も無いと思えたあの箸が、巡り巡ってその価値を理解する人の手に渡るなんて、本当に上手い作りだなあと感心してしまいます。
心を込めて仕立て直した着物を着て初高座に臨む木曽山君の姿を緊張した面持ちで見守る喜代美ちゃんでしたが、彼の落語が受けて心から喜ぶ笑顔は、本当に素敵でした。
さて、塗箸は継げないと言ってお父ちゃんと口論になり家出してきた正平君ですが、姉として彼の気持ちに全く気付いてやれなかったことを悔やみ、自分を責める喜代美ちゃんが切ないですね。
「わがままでも、なんぼずるくてもや。やりたい事やってるお姉ちゃんが、正平は大好きやねんぞ。」
喜代美ちゃんが落ち込んだりすると、いつも良いことを言って励ましてくれる草々兄さんですが、これで喜代美ちゃんも、だいぶ気持ちが楽になったのではないでしょうか。
心配したおかあちゃんが大阪まで迎えに来て、正平君に甘えてしまったことを謝りましたが、彼もまた、親に甘えられなかった自分を反省しましたね。
木曽山君と喜代美ちゃんが本当の気持ちを出してぶつかり合う姿を見て、自分もお父ちゃんに正直な気持ちを話そうと決めた正平君ですが、はたしてこの後、どのような道を進むことになるのか、興味深いですね。
それから、和田家の工房を訪れた際に、喜代美ちゃんが初高座のお祝いに塗箸を贈ることを聞いたエーコ。
「人間も、箸と同じや。研いで出てくるのは、塗重ねたもんだけや。」という喜代美ちゃんが塗箸に込めた思いを知り、改めて手にした塗箸をじっくりと眺めていましたが、何か思うところがあったのでしょうか。
こちらもまた、今後の展開から目が離せませんね。





