刷り込みわさびのブログ

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センター試験の国語について塾で聞いたことと私の主観を含めて

センター国語は評論文・小説(現国)・古文・漢文《古典》でそれぞれ50点の80分構成の試験です。評論と古文に25分かけるのは有名です。
さらに詳しいことを言うと、評論と漢文は理系の文章、小説と古文は文系の文章です。

評論について、
評論は「答えが文章の中に書いてある」ということで有名ですが、もちろん答えが文章中に書いてあるというのは「同じ内容」が書いてあるということです。文章を把握しておけば、選択肢に迷うことはありません。ほとんどの人は消去法で答えを消して言ってのこったものを答えにすることが多いそうですが、これでは二つのロスが生じる。一つは5つの選択肢を読み時間のロス。それぞれを消していったらかなり時間がかかります。そして、回答に迷うという時間のロス。答えはびしっと自分の中で決めておいて、自分の考えに会った選択肢の身に注目しましょう。
 そのために評論を読むうえで一番大切になるのが、基本ではありますが、文章を一段落ずつ丁寧に読み解き、作者が何が言いたいのかを頭の中で整理していくことです。しかし、それが難しい。
 そのためには、まず、文章中の中にある意味が分からない単語をなくし、一文一文を自分の中で自分の解りやすいもので置き換える必要があります。例えば相対的という言葉が出てきたら「あーこれとこれ比べんだなー」な感じで意味をとらえます。それを繰り返し(本文を読むのに自分の力の8割を使い)文意を100%掴みます。
漢字は毎回10点満点なのであまり配点は高くありません。なので、評論は作者が何を言いたいのかを分かったら、50点はほぼ間違いありません。

小説について
一番難しいのが小説です。小説が得意だぜ!と言ってる人は相当量の本を読みこんでいる人でしょう。評論より小説のほうが点取れるぜ!と言ってる人は運で解いてる可能性が高いです。小説の点は本をたくさん読んで、いろいろな経験をすることで感受性を豊かにするしかありませんね。あと、小説特有で使われる語彙も多いので、その意味を理解しておくのも重要です。

古文について
古文は3段階に分けられます。まず、文法・単語・古文常識ですね。そして文法は用言の活用・助動詞・敬語・和歌の修辞に分類されます。左から順に固めていくといいと思います。文法は基本的な読みが分かり、単語は文章の内容をより明白に映し出し、古文常識は時刻や身分などの文章を知るうえで必要です。あと、文の最初にあるリード文はかなり重要ですね。そこで下地を整えて挑むのが正攻法です。あと、文は一通り読んでから問題に移ることですね。

漢文について
漢文は実は一番簡単かもしれません。リード文を読んで、文法に気を付けながら読んでいくのがいいでしょう。注釈も割とあるので、文の内容をつかめればこっちのものです。しかし、用字や反語表現には注意しないといけません。

こんな感じです。質問があればどうぞ是非コメントをくれれば嬉しいです。