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タイの田舎を紹介。

タイでは仏事は日常の最大の関心事になっている。タイのカレンダーを見てみるとブッダマークが記されていて、この日はお坊さんはお寺に行く日なので朝は来ない。それ以外の日は早朝お坊さんがやって来るので、5時に起きてブッダのために料理を作る。6時になると鐘がなり、お坊さんが各家を回って各々が用意した料理をタンブンする。タイの日常は早朝から始まる。自身も参加する意思があり、毎日五時くらいには鶏がけたたましく吠えるため目を覚ますが、体が起きないのでタンブンの成功率は週2ぐらい。



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赤いブッダマークはお坊さんがお寺にいる日。11月10日のマークは少し変わったマークになっている。ローイカトンの日だ。


今日は一年で最も壮大なタンブンが執り行われる。近くのお寺に近隣住民が集まって一年の祈願をバナナの苗にお金を添えて寄進する。


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前日のタンブンの準備。バナナの木を使う。


今回は参加するのは初めてだった。約200人近い人が集まった。お寺では料理が振舞われる。この日はチャップ(臓物の煮込み)、ソムタム、カオソーイ、ココナッツアイスが準備されていた。無料。どでかいスピーカーからは爆音が流れてお祭りが始まった。各家庭で作ったタンブンの木を掲げながら皆お寺の周りを二周し始めた。



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家族や知り合いの人から集まった金額5020バーツ。70人の想いが詰まっている。
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行進が終わるとお寺の中へ。白い糸を周囲にクモの巣のように伸ばし終えるとお坊さん数十人が一斉にお教を上げ始めた。参加した人達が皆幸せになるようにお祈りしてくれている。



場所はバンコクから東へおおよそ300キロ。カンボジア国境まで70キロ。サケオー県のワンナーという所にある。家の周辺はアスファルトで整備された道路ではなく、コンクリートや赤土の大地が目立ち、所々クレーターのような穴が無数に空いていたりする。


7年前に初めて訪れた時は水は雨水で風呂に入るのが大変だった。というのも、風呂とトイレが一体化していて、汲みおきの雨水で体を洗ったり、用を足したらその水でお尻を洗って排泄物を流さなくてはいけないからだ。汲みおきの水だからボーフラが浮いているのはかなりきつかった。足場は常にぴちゃぴちゃしているから、排泄物が濁ったような感は否めない。


床はコンクリートの土間、庭には牛がいた。エアコンもなく、食事時になると無数のコバエや羽虫やらが集ってきた。まさにウルルン滞在記状態で「タイの田舎を体感する」といったテーマで二泊したことを今でも覚えている。


2年前にリフォームをして、水は地下水を組み上げるポンプを取り付けた。床は綺麗な石で張り詰め、エアコンと天井に二台の巨大扇風機も取り付けられた。風呂とトイレを別にし、シャワーもお湯が出るようになり、テレビも衛生放送に加入。キッチンも新設した。トイレもサンダルを用意した。




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ポンプで地下水を組み上げる装置。5万バーツ。タイ人でも地下水は飲まない。水道代タダだが電気で組み上げるので停電すると全く使えなくなる。



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雨水を蓄える直径150センチの巨大窯。4つある。飲めるそうだがオススメしない。



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前方部。


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サイドから。



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キッチン。

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入口付近。


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入口。


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タイの両親はここにベッドを敷いて寝ているようだ。



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離れにある小屋。チャドクガが大量発生した場所。

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お祈りする場所。


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浴室。

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トイレ。

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早朝ここでくつろぐのが日課になった。

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屋外。近所の人が集まって食事したりする。



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家の中を密閉しないと夜7~8時ぐらいの間に明かりに群がり凄い数の羽虫が集まってくる。一瞬掃除しただけでこんなに!毎日何千匹来るんだろう。11月に入るとあまり来なくなった。


敷地は約150坪ほど。家の近くには他に土地が500坪ほどあり、そのほとんどをダオおじさんに年間1万バーツで貸しているという。ダオおじさんはそこでイモを作っている。今年は雨の影響で不作らしい。この辺りの坪単価が1坪1500~5000バーツと昔聞いたことがある。


田舎に来て一ヵ月経つけど、日本人に一人もあっていない。欧米人2,3人見かけたていど。本当にタイの田舎にいるんだなと実感している。バイクはヘルメットしてる人1割ぐらい。大体3~4人乗ってもノーヘルメット。日本は子供がシートベルトしていないだけで捕まっちゃう。


山間部なので雨期は豪雨の影響を受けるが、近くに大きな川がないので都市部のように洪水の被害は無い。11月に入ってからは気候も涼しくなってエアコン無しでも寝られるぐらい快適になった。虫も極端に減って過ごしやすい。

タイに来て丁度一ヵ月が経過した。


食べたい物も食べ、行きたい所も大体行った。会うべき人にもほぼ全て会ったし、タンブンも大方済ませた。ブートキャンプで時間潰していたが、日々襲ってくるゲーリーオブライトにより体力は奪われていて運動しなくなった。というより無気力が続いていた。



毎日暇すぎたのでタイ語の勉強を始めた。




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基本の母音らしきタイ語は44文字。



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基本の文字は全て意味を持っている。左:コークワーイ(水牛)。右:コーコン(人)。



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一週間で30文字ぐらいなんとか書けるようになる。



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15.16文字目あたり。書くだけでかなり難しかった!



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10日目。ようやく形だけは覚えた。



毎晩のごとく近所のおじさんの所に飲みに行き勉強するのが日課になっていた。目的はタイ語の勉強。いつも家の酒をおねだりしにくるおじさんで少し困っていたけど、懇切丁寧に数時間も毎日教えてくれる。このおじさんなんか動物だけでなく、虫とも会話できるみたい。蜂退治は上半身裸。素手で野鳥を掴まえたり、素手で猿に餌を与えたりもできる。息子が猿に餌をあげようとしたら引っ掻かれて五センチほど血が出た。



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ダオおじさん。



現在勉強始めて10日ほどで基本単語はほぼ覚えることができた。クーダーオ(ダオ先生)に感謝しないといけない。基本単語と数字を100まで覚えると6歳ぐらいのレベルだって。もう小学校に行けるかな、無理か。でも基本単語全て覚えても、同じぐらい子音があってまだまだタイ語を満足に読むにはほど遠い。しばらく通うことになりそう。