場所はバンコクから東へおおよそ300キロ。カンボジア国境まで70キロ。サケオー県のワンナーという所にある。家の周辺はアスファルトで整備された道路ではなく、コンクリートや赤土の大地が目立ち、所々クレーターのような穴が無数に空いていたりする。
7年前に初めて訪れた時は水は雨水で風呂に入るのが大変だった。というのも、風呂とトイレが一体化していて、汲みおきの雨水で体を洗ったり、用を足したらその水でお尻を洗って排泄物を流さなくてはいけないからだ。汲みおきの水だからボーフラが浮いているのはかなりきつかった。足場は常にぴちゃぴちゃしているから、排泄物が濁ったような感は否めない。
床はコンクリートの土間、庭には牛がいた。エアコンもなく、食事時になると無数のコバエや羽虫やらが集ってきた。まさにウルルン滞在記状態で「タイの田舎を体感する」といったテーマで二泊したことを今でも覚えている。
2年前にリフォームをして、水は地下水を組み上げるポンプを取り付けた。床は綺麗な石で張り詰め、エアコンと天井に二台の巨大扇風機も取り付けられた。風呂とトイレを別にし、シャワーもお湯が出るようになり、テレビも衛生放送に加入。キッチンも新設した。トイレもサンダルを用意した。
ポンプで地下水を組み上げる装置。5万バーツ。タイ人でも地下水は飲まない。水道代タダだが電気で組み上げるので停電すると全く使えなくなる。
雨水を蓄える直径150センチの巨大窯。4つある。飲めるそうだがオススメしない。
前方部。
サイドから。
キッチン。
入口付近。
入口。
タイの両親はここにベッドを敷いて寝ているようだ。
離れにある小屋。チャドクガが大量発生した場所。
お祈りする場所。
浴室。
トイレ。
早朝ここでくつろぐのが日課になった。
屋外。近所の人が集まって食事したりする。
家の中を密閉しないと夜7~8時ぐらいの間に明かりに群がり凄い数の羽虫が集まってくる。一瞬掃除しただけでこんなに!毎日何千匹来るんだろう。11月に入るとあまり来なくなった。
敷地は約150坪ほど。家の近くには他に土地が500坪ほどあり、そのほとんどをダオおじさんに年間1万バーツで貸しているという。ダオおじさんはそこでイモを作っている。今年は雨の影響で不作らしい。この辺りの坪単価が1坪1500~5000バーツと昔聞いたことがある。
田舎に来て一ヵ月経つけど、日本人に一人もあっていない。欧米人2,3人見かけたていど。本当にタイの田舎にいるんだなと実感している。バイクはヘルメットしてる人1割ぐらい。大体3~4人乗ってもノーヘルメット。日本は子供がシートベルトしていないだけで捕まっちゃう。
山間部なので雨期は豪雨の影響を受けるが、近くに大きな川がないので都市部のように洪水の被害は無い。11月に入ってからは気候も涼しくなってエアコン無しでも寝られるぐらい快適になった。虫も極端に減って過ごしやすい。