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http://www.sankei.com/smp/world/news/141003/wor1410030027-s.html
より転載

【エボラ出血熱】日本の薬でフランス女性快方へ 富士フイルム傘下企業が開発 インフル薬を投与
2014.10.3 13:44
 リベリアで医療活動中にエボラ出血熱に感染したフランス人の女性看護師が、日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬を投与された後、快方に向かっていることが分かった。フランスメディアが3日までに報じた。

 治療薬は、富士フイルム傘下の富山化学工業(東京)が開発したファビピラビル(販売名・アビガン錠)。今年3月に日本で承認を取得したが、エボラ熱に対する承認は得ておらず、エボラ熱の患者への投与は初めてだった。

 フランスからの要請を受けた富士フイルムが、日本政府と協議の上で薬を提供。看護師は9月19日から服用を始めていた。(共同)


http://newsphere.jp/world-report/20140826-1/
より転載
【ファビピラビルがエボラ治療薬として期待される理由とは?】
「ファビピラビル(商品名・アビガン)」は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業株式会社が開発した。日本では3月に、新型インフルエンザと再興型インフルエンザの治療薬として認可された。アメリカでは現在、季節性インフルエンザの治療薬としての臨床試験が進んでいる。

「エボラウイルスとインフルエンザウイルスは同じタイプであり、理論上、同様の効果がエボラウイルスに対しても期待できる」、と富士フイルムの広報担当者が語っているとAP通信は伝える。

 ファビピラビルの強みの一つは、豊富な在庫量だ。広報担当者によれば、同社には患者2万人分以上のストックがあるとのことだ。テレグラフ紙とAP通信が伝えている。

 またZMappの場合、実際に患者に投与されるまで、一度たりともヒトでの臨床試験が行われていなかったと、AP通信は伝えている。ファビピラビルの場合は、インフルエンザ治療薬としてではあるが、すでに臨床試験例がある。AP通信によると、エボラ治療薬としての臨床試験について、米食品医薬品局と協議中であると、広報担当者が語ったという。