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より転載

【各紙拾い読み】
9メートルの尻尾を持つ体長26メートルの巨大恐竜の化石が見つかる
2014.09.05
 
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WHOが世界の自殺者統計を発表 日本の自殺者の割合は世界平均の1.6倍(各紙)

世界保健機関(WHO)は4日、9月10日の自殺防止デーを前に、自殺防止に関する報告書を発表した。それによると、2012年の自殺者の割合で、日本は10万人あたり18.5人と、その多さは172カ国中18位、高所得国では4位となった。WHOは、2020年までに各国の自殺率を10%削減する目標を掲げている。
 
⇒自殺には鬱病などの精神疾患のほか、金銭問題や病苦を理由にするものが多いという。「死ねば楽になれる」と思うのだろうが、実際には人間は死んで終わりではない。人間の本質は魂であり、何度も転生輪廻を繰り返している。この世に生まれてくるのは魂修行のためであり、死後は再び、本来の世界である「あの世」に帰る。自殺は、神仏から与えられた魂修行の機会を自ら手放す行為であり、その罪により、本来予定していた寿命が来るまであの世に帰ることができず、かえって苦しみが増す。こうした霊的人生観の普及こそ、自殺の最大の抑止力となる。
 
 
イランで第3世代携帯電話(3G)導入にまつわる論争(朝日)

イランで、高速インターネットができる第3世代携帯電話(3G)の導入を巡り、影響力の強いイスラム法学者のシラジ氏が「不道徳な動画が見られる」と懸念を示し、「イスラム法に反する」と断定した。これを受けて、国会は所管大臣を喚問する方針だ。しかし、ロウハニ大統領は科学技術が大事であるとし、「今やネットを知らなければ、専門家どころか学生ですらない」とその必要性を強調した。
 
⇒ネットさえあれば未来が開けるわけではないが、誘惑を遠ざけようとするあまり、正しい情報や必要な情報も入らないようであれば、世界の進歩や発展から取り残されてしまう。また、「不道徳な動画」を完全禁止にしたとしても、抜け穴を探す人は出てくるだろう。イスラム教は誘惑を遠ざけるために、信者に厳しい戒律を課す傾向が強いが、多くの戒律を強要するよりも、「誘惑を自ら遠ざけよう」と、心を律することができるような新たな宗教的価値観の流布が必要なのでは。
 
 
陸生で最大級の恐竜の化石が出土(各紙) 

南米アルゼンチンで、体長26メートル、体重59トンと推定される新種恐竜の化石を発見したと、米ドレクセル大学の研究チームが発表した。正確な体重を推定できた陸生の恐竜の中では世界最大。「ドレッドノータス・シュラニ」と名付けられた。草食だが、肉食恐竜として最大のティラノサウルスの7倍の体重もあり、9メートルもある強力な尻尾を持っていたので、「向かうところ敵なしだったのではないか」と専門家。
 
⇒陸生の動物として非常に大きい。しかも、発掘された化石は成長途中の個体のものだったという。映画版「ゴジラ」の初代の体長は50メートルだが、意外と現実的なサイズだったと分かる。
ちなみに幸福の科学で行われている「宇宙人リーディング」でも、体長20~40メートル程度の恐竜型宇宙人が"発見"されている。(居)
 


2014年 09月 05日 
ゾウ12頭分の巨大恐竜の化石発見―アルゼンチンで米大研究チーム

By ROBERT LEE HOTZ
 米ドレクセル大学(フィラデルフィア)の研究者らは4日、全長が高校のバスケットボールコートほど、重さが65トンあったと推定される新種恐竜の化石をアルゼンチンで発見したと発表した。これまでに確認された陸生動物の中で最大級の大きさだという。
 この恐竜は重さがゾウ12頭分、肩までの高さが2階建ての建物と同じくらいだったとみられる。研究チームが4日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツで明らかにした。恐竜が食べたものは約11メートルの首の中を通っていた。むち状の尾の長さは約8.8メートルと、現在の走り幅跳びの世界記録と同じ。チームによると、全長約26メートルのこの恐竜は、死亡時には成長途中だったようだ。化石は保存状態が良く、これまでに見つかったティタノサウルス類の化石の中で最も完全な状態だった。
 ドレクセル大学のケネス・ラコバラ博士は「毎日この化石を見ているが、いまだにこの存在が信じられない」と述べ、「動物が地球上でどれほど大きくなり得るのかの既成概念の枠を超えるものだと話した。同博士は、新種恐竜の発掘と分析を行った十数カ所の研究所に属する科学者17人のチームを率いている。
 化石は現在調査のために米国に貸し出されているが、来年にはアルゼンチンに戻され、南米大陸の南端に近いサンタクルス州リオガジェゴスの博物館に展示される見通し。化石は2005年にこの地域で見つかった。
 ラコバラ博士は、岩の中で骨が光るのを最初に見つけたときのことを思い起こした。掘り始めたその日のうちに、同博士のチームは10個の大きな骨の化石を掘り出した。4シーズンにわたるフィールドワークで、チームは2個体の「ドレッドノータス・シュラニ」の骨の化石16トンを発掘した。この名称は20世紀初頭の戦艦と、一部の研究資金を拠出したフィラデルフィアの起業家、アダム・シュラニ氏にちなんで付けられた。
 この恐竜は、8300万年前から6600万年前の間に生存していたと推定される。当時この地域は現在のメーン州の沿岸地域のような場所で、針葉樹と広葉樹が生い茂っていた。恐竜たちはこれらの木が密生する森の中に分け入ってシダ植物を食べたり、約61センチの「くい」のような歯で木のてっぺんから葉をむしり取ったりしていた可能性が大きい。
 恐竜たちは、川の洪水で沼地にはまって死んだ可能性が最も高いという。同博士は「恐竜たちは泥沼に飲み込まれたのだろう」と話した。チームによれば、恐竜の骨の約70%、全部で145個が発見されている。1本の歯が見つかっているものの、頭蓋骨はまだ見つかっていない。チームは分析の一環として化石のレーザースキャンを行っており、検索可能な3次元(3D)画像をインターネット上に掲載する予定だ。
 骨があまりに完全な状態だったため、恐竜が生きていたときの重さを正確に判断することができた。大昔に絶滅したティタノサウルス類では初めてのことだった。計算によると、重さはボーイングの737-900型旅客機1機より重い。
 世界最大とされる恐竜が他にも多くいるのは確かだ。スーパーサウルス、ギラファティタン、それにアルゼンチノサウルスなどで、いずれもティタノサウルス類。ティタノサウルス類のフタロンコサウルスは全長が最大32メートル、腰幅が3メートル近くあった可能性がある。ただこれまでのところ、それらの重さを確実に量れるほど十分な骨が見つかっていないため、生存していたときの大きさは正確には分からないと科学者たちは指摘する。
 ラコバラ博士は「ドレッドノータスが史上最大だったと言えるかと言われると、答えはノーだ」としながらも、「ドレッドノータスが既知の陸生動物で計算上最大だったとは言える」と話した。

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