The Liberty Web
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より転載

自殺は霊的知識を元に議論を 米俳優ロビン・ウィリアムズ氏死去
2014.08.17
 
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映画「ナイト・ミュージアム」シリーズなどで有名な、アメリカ人俳優のロビン・ウィリアムズ氏が11日、自宅で亡くなった。自殺の可能性が高いと言われており、この事件をめぐってアメリカでは自殺についての意見が割れている。ソルトレークトリビューン紙(12日付)は、宗教を信じる人々の間で自殺が絶対悪だという見方が緩和されていると報じている。
 
同紙によると、聖職者は宗教的信条に基づいて、依然として自殺に固く反対しているが、一方で、うつやドラッグが原因の精神的な苦しみなどで自殺する人は増えているという。その背景には、科学技術の発達で人間を長生きさせることできるようになったことで、死を選ぶ権利に関する議論が盛んになり、自殺が罪である本質的な理由がはっきりと見えなくなったことがあるという。
 
人間は何のために生きるのか、死とは何かについて、宗教が明確に示せていない状況であることが伺える。
 
幸福の科学では、「人間の本質は魂であり、この世とあの世を転生輪廻する中で、魂修行をしている」と説かれている。この世の苦難・困難は自分の魂を磨く砥石として存在しており、それらを避けることは必ずしもその人にとって良いことではない。自殺は、「魂修行という尊い機会を自ら断つ」という意味で罪だ。
 
また大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『地獄の方程式』の中で、自殺に関してこう述べている。
「自殺は、本人の自由意志だとは必ずしも言えないのです。心に隙があるとき、あるいは、自殺した人と同じような心になっているときに、そういう霊に取り憑かれて、自分も自殺することがあるのです」
 
つまり、本人の心の傾向性が悪霊を引き寄せ、自殺の原因になっているのだ。それを防ぐためには、宗教修行を積み、日々心をコントロールして、自殺者の霊にとりつかれないような心を保っていくことが大事だ。
 
自殺の是非に答えるためには、宗教はもう一段深い霊的知識を持たなければならない。宗教にも「イノベーション」が必要だろう。(冨)
 
【関連サイト】
自殺防止サイト あなたに贈る真理の言葉
 
【関連書籍】
幸福の科学出版 『生命の法』 大川隆法著
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幸福の科学出版 『地獄の方程式』 大川隆法著

自殺してはいけない本当の理由
より転載

自殺は、生前に自分の立てた「人生計画」の放棄になる。

人は偶然に生まれてくるわけではありません。どの人も、地上での人生計画を立てて、様々な時代や環境を選んで生まれてきます。そして、人生の途上では、各人の魂にふさわしい試練が与えられます。その苦難・困難を「人生の問題集」として解きながら、一人ひとりが魂を磨いているのです。だから、自殺をすると、尊い人生修行を放棄することになり、来世以降に宿題を残してしまうことになるのです。

自殺した人は、死後、どうなるの?
真相1:肉体は死んでも、魂は死なない
真相2:「死ねば皆、天国」は誤り。自殺者の魂はストレートに天国に還れない。
真相3:自殺者は、生前の何倍もの苦しみや後悔を味わうことになる。

自殺遺族・遺児の方へ

大切な方をすでに自殺で亡くされた方にとって、この自殺の霊的真実は非常に辛い事実であり、さらなる悲しみを残してしまうかもしれません。
「亡くなった人は死んでもずっと苦しみ続けるしかないのか」
「残された私たちはどうすればいいのか」と、悲嘆に暮れる方も多いはずです。
でも、あきらめないで下さい。亡くなった方を救う道はまだ残されています。


苦しみを乗り越えるための、明日へのヒント

ヒント1 
「完璧でない自分を受け入れる」
もし今あなたが自分を非常に責め、毎日、夜も眠れずに苦しんでいるならば、不器用に生きている自分を認めてあげることも必要です。完璧な自分のみを求めてはいけません。そういう自分であるということは、地上で魂の修行をしているということ、魂の学校で学んでいるということにおいて許されているわけなので、それを耐え忍び、許す心が大事です。
ヒント2 
「苦しみに時効をかける」
そうはいっても、自責の念が薄らぐには、やはり一定の時間が必要です。時間の力を借りて、法律の世界に時効という制度があるように、「心の苦しみにも時効があってよい」と考えてみませんか。他人の罪を、勇気を出して許すことが大切なように、自分を許す勇気も持ちたいものです。亡くなった人も、遺族がいつまでも苦しみ続けることを、決して望んではいないはずです。
ヒント3 
「永遠の生命を信じる」
死後の生命を知ることで、大切な人を失った悲しみを乗り越え、生きる勇気につながったという遺族はたくさんいます。霊的に見ると、自殺者の魂は地上で迷うケースが多いのですが、だからこそ、遺族が正しく勇気ある生き方をすることが、そうした迷える魂に救いを与えるきっかけにもなるのです。
そして、自殺遺族が心の苦しみを乗り越えるには、やはり、人間の罪と許しや永遠の生命に関する宗教的真理の知識を知ることが欠かせません。縁ある人々が互いに支え合うと同時に、こうした真理を理解することが、さらなる悲劇を防いでいくことにもつながるのです。
残された家族がこの世で正しく生きる姿を見せることで、亡くなった人も正しい生き方を学ぶことができます。それが、迷っている霊を救う力になっていくのです。

体験談
◼︎自殺を思い止まって
◼︎ウツを乗り越えて
◼︎家族を自殺で失って