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ザ・リバティWeb
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7365
より転載


【ファクト公開中】
アングレーム漫画祭 日本ブース撤去の瞬間を取材班がとらえた! 「THE FACT」第7回
2014.02.13
  
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フランスのアングレーム国際漫画祭に、韓国政府が「従軍慰安婦問題」を伝える漫画やアニメを出品し、それに反対する立場の日本の市民団体「論破プロジェクト(藤井実彦代表)」が出品した漫画が、主催者によって強制撤去された問題が大きな議論を呼んでいる。
 
この漫画祭の様子を、マスコミが伝えない真実を伝えるネット・オピニオン番組「THE FACT(ザ・ファクト)」が取材。撤去の現場や、史実に基づかない韓国のプロパガンダなどの実態を報じている。映像は、YouTubeチャンネル( http://www.youtube.com/user/theFACTtvChannel )で見ることができる。
 
ファクト取材班のカメラは、同漫画祭の主催者でアジア担当のニコラ・フィネット氏が「こんなクソみたいなものは持って行け!」と暴言を吐きながら、同プロジェクトのブースを強制的に撤去し、会場から締め出す様子をとらえた。
 
同プロジェクトの展示を排除した理由として、主催者側は、日本のブースが「政治的」であることを挙げる一方で、政府ぐるみで出展している韓国の作品については、「記憶や歴史に言及した」として展示を認めている。主催者側の方こそ、公平性に欠けた「政治的」判断をしているように見える。
 
それは、韓国側が出展した漫画やアニメ映像のおぞましさを見れば分かる。ねつ造された「慰安婦の強制連行」に加えて、「日本兵が慰安婦をアヘン中毒にした」「慰安婦は自殺したり、銃殺されたりした」など、あたかも日本の慰安所がナチス・ドイツのアウシュビッツ強制収容所であるかのように描かれているのだ。
 
当時、業者の募集に応じて集まった女性たちが、生業としていた慰安婦を、「性奴隷」と偽って、戦後に賠償を求めるなど、許されることではない。だがこうした韓国の主張が、フランスで“事実"とされる根拠は、やはり、慰安婦の強制連行を事実上認めた「河野談話」だ。結局、この談話を日本政府が撤回しなければ、勇気ある日本人が、国際社会で声を上げても、「日本政府は認めている」と排除されてしまう。
 
この談話が、国際社会で日本の立場を悪くしているにもかかわらず、日本政府に撤回の意思が見られないのは残念だ。安倍晋三首相は、政権を奪還する前後に、一度は、河野談話の撤回を示唆したものの、国内外の批判を浴びて、継承することを決めた。
 
12日に行われた衆院予算委員会でも、漫画祭の韓国の展示について「間違った事実を並べて日本を誹謗(ひぼう)中傷していることに対しては、冷静かつ礼儀正しく反論しなければならない」と話す一方で、「政府の立場は、従来述べてきた通りだ」と発言。韓国政府が捏造したプロパガンダを世界に広めるなかで、日本政府は、ただ指をくわえている状況だ。
 
慰安婦問題については、各国に駐在する日本の大使も「日韓基本条約で補償は終わっている」と弁明するが、これでは、「強制連行はあったが、補償は終わっている」としか受け止められず、結局、世界に広がった「慰安婦=性奴隷」というイメージを正すことはできない。
 
今回の「ファクト」は、慰安婦問題における韓国の暴走を許さないためにも、そしてまた、安倍政権は「河野談話」を撤回することが急務であることを気づかせてくれる。(晴)
 
【参考サイト】
「THE FACT」 マスコミが報道しない「事実」を世界に伝える番組
 
【関連書籍】
幸福の科学出版 『「河野談話」「村山談話」を斬る!』 大川隆法著
 
幸福の科学出版 『神に誓って「従軍慰安婦」は実在したか』 大川隆法著
 
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