マスキングリキッドの使い方 | ポーセラーツ・ヨーロピアンチャイナペイント  アトリエ シュガーミル自由が丘

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自由が丘と船橋でポーセリンアート講師として働いています。作品やお教室のこと、スペイン、フランス、イギリス、カナダの4カ国に渡る海外生活などをつづっていきます。

以前もご紹介した生徒さんのお重です。

 

 
 
このように地の部分に色を施す場合には、絵柄の部分をマスキングする必要があります。
 
 
面倒に感じるかたが多いようですが、ぐっと作品がグレードアップします。
 
私は、この作業が結構好きですので、私なりのコツをお伝えしますね。
 
 
 
マスキングには色々な方法がありますが、絵柄の形が複雑な場合には、リキッドが一番よいと思います。
 
基本は、
 
水溶性マスキングリキッド×油性メディウム
油性マスキングリキッド×水溶性メディウム
 
油性マスキングリキッドは、においがキツイので、どうしてもダメな方は、別の方法でやっていただけます。
 
筆は二種類。
細かなところ用と大きなところ用。
 
ナイロンやコリンスキーなど、コシのあるものがむいています。私は細かなところ用には白猫毛を、大きなところ用にはナイロン平筆を使っています。
 
 
これはすべて、白ネコ毛でマスキングしました。
 
 
マスキングリキッドは、お水やソルベントで粘度を調整してください。粘度!重要です。
そして、その粘度調整をした液体で、使用後によく筆を洗ってくださいね。固まってしまいます。
 
細かなところは、塗るというより伏せるイメージで!
 
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厚みと幅も必要です。
厚みが無いと剥がしづらいですし、幅がないと絵柄の中まで色が入ってしまいます。
 
パディングした色をくっきりと入れるには、シャープなマスキングがポイントです。
 
 
次は、パディングの際の絵の具の溶き方を書こうと思っています。
 

※土曜日にご予約の方の中で、ご移動できる方がいらっしゃると大変助かります。

 

ご予約済みの日程に追加のご予約も承ります。

2名様以上で開催となりますので、よろしくお願いいたします。

 

 
 

 

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