体調面とか色々は復調はしているけど、どうも頭の中までは難しい様で、むしろ気持ちの話ではあるんですけどね。
Amazonプライム・ビデオの話もかなり久しぶりですね。見た作品は前に調べた時は見放題では無かったんですが、いつの間にか見放題になっていたから調べたら3月15日からでした。
見た作品は『かがみの孤城』ですね。
原作は辻村深月さんで、2018年本屋大賞を受賞する大ヒット小説を2022年に映画化した作品ですね。色々とメンタル不調気味になりかけていた頃に少し前に気になって調べたんですが、すっかり忘れていて、たまにプライムビデオで見つけてウォッチリストに入れてあった。
感想を言えば、かなり惜しい作品ですね。
原作は未読なので、どれほど素晴らしい作品かはわかない。でも、この作品だけでその素晴らしい部分はかなり体験できる。惜しい部分を先に言えば主人公の『こころ』を中心に物語を語っている関係上、それ以外の部分がかなり端を折られているとかなり感じるんですよね。登場人物がこころ含めて7名+1名いて、それぞれに事情があってお城に来ているのはわかるとは思うし、その辺の部分は後半に語られてはいる。ただ、その部分は多分大幅にカットされているんだろうなぁ〜って見て思うわけ、説明不足感がかなり感じて、「え?」みたいな疑問や、「そんなもん?」みたいな感じるほど、よくわからない部分が絶対に出る。
登場人物が中学生と言う事で、そういった学校へ行けない悩みと言うのはある人は多いのだろう。自分の中で凄く良いなと思った事があった。それは、「こころ」が学校へ行けない事に対する『母親の対応』ですね。
アニメや実写ドラマで過去のこの手の思春期の若者が主役の作品と言えば、親の存在と言うのは必ずしも味方では無いと感じる。子供心を理解できない、わかろうとしない、そのクセに親や社会の都合を押し付けると言う事をよく見てきた。大人と言う存在は理解している様で、実際に向いている方向が子供達とは違うみたいな立ち回りが多いと思うんだよね。この作品に関してのこころの母は、初めはそういった形で向き合っていない様な印象はあったが、中盤にこころを理解して向き合い見る方向がこころと同じ方向で大人と言う存在を見せていた。それはこれまでの作品とは違う形での、子供達に対する大人の在り方であり、現代的と言えばかなり現代的な寄り添いなのかもしれないと思った。それは、良い意味で、裏切りでは無いが安心感と言うのを与えてくれる。
世の中と言うか周囲にそこまで理解してれる人々がいることが、どれだけ素晴らしい物かとは思う。現実にそういった理解する人々がいる環境があれば、不登校や人生の悩みがある人は少ないんだろうとは思うが、そんな都合よく自分に自身に寄り添う人がいるとは思えないのが、世の中の常だとは思う。ただ、『絶対にそんな存在がいないわけでは無い』と強く言えるし、多くの悩める子供達に言うべきであり、知らせるべき。同時に大人と言う存在は、やはり良い悪いはいる。アキと言う少女が、大人によろしく無い目で見られていて襲われそうになる描写があった程ですからね。
自分自身は未熟な大人とは思っており、そういう人間が見ていて純粋な気持ちとしているには、凄く難しいとは思う。『体験』が、人を成長させるとわかっており、その為に行動する事ができる状況は凄く良いと思うのはわかる。ただ、大人になると後戻りができない状況に非常に敏感になる。子供の頃、その頃には戻れない事がわかるからこそ、どうしようも無いと感じる事が多くて行動ができないんだろうね。冒険できる子供や寄り添う大人の物語を見ると、自分は何か思ってしまう事こそ、どうしようも無い程の大人なんだと自覚してしまう。過去をどれだけ見ても変わらず、今を見るのがね理想なんだとも知っている。けど、未来を見ている見てしまうからで、今でもそのループが抜け出せない自分がいる。
作品を通して、そう見えてしまう人がいるのだろうかはわからないが、若い頃にであうべき作品でもあるのかな?
話が少し逸れたが、作品としては素晴らしいです。アニメとして作りは映像や声優さんは問題は無いし、良い。完璧な作品と言うとやはり説明がもの足りないと感じる部分があるのはしょうがないのかと。そもそもが素晴らしい作品と感じたなら、もっともっと詳しい原作を読めば良いんだろうと思う。小説に対する入門書として、本作品があるならば、十分である。かなり興味は湧くからね。ネタバレはわかってはいるが、いつか原作小説は読んでみたいとは思ったかも。