ノブ様です。

この吉法師編、長いですねぇ。

自分で書いておいて何ですけれど。

 

丁度、FGOでもノブ様が始まっておりましたので、時期的には丁度良いんでしょうか?

 

この人は「長尾景虎」、つまり「上杉謙信」

きっぱり否定されつつある女性説どころか、見たとおりに美少女にされております。

まぁ、このゲームなら仕方がないw

 

お話の流れは、いつも通りカルデア(主人公たちの本拠地)でグダグダしていると、謎のデバイスを発見して、乱暴な人(森長吉?)がぶったたくと動作してしまって、異世界に連れていかれました。

天正12年の戦国時代ですが、何故か6人?の信長様が割拠していて、その北陸地方に飛ばされました。

北陸地方にいたのがカルデアの「織田信長」で、居城の春日山に行く途中に遭遇したのが「お虎さん」こと「長尾景虎」

全ての「織田信長」を倒して、統一してしまいましょう、です。

 

一応「織田信長」

 

1. カルデアの織田信長:美?少女(orz)

2. 水着の織田信長:美?少女で水着

3. デカノブ:?

4. ロックな織田信長:美?少女でギター持ち

5. 魔王織田信長:美女で怖い

 

まぁ、しかし今日は本物のノブ様のお話。

吉法師時代の話ではないかもしれませんが、基本的な性格が現れていると思われるので挙げておきます。

 

8. インチキが嫌い2(逆説の日本史:井沢元彦氏)

織田信秀が危篤に陥った時、多数の僧が集まって祈祷を始めました。

それを見ていた信長は「父上は治るか?」と質問しました。

僧たちは「間違いなく快癒致します」と答えました。

ところが信秀はそのまま死んでしまった。

 

これを見た信長は烈火のごとく怒り、僧たちを建物内に閉じ込めて

「お前たちは父上が治ると言ったのに、父上は死んでしまった。今回は更に念を入れて、自信の身の安全を祈るが良い」

と言って、数人を矢で射殺してしまった(皆殺しとは書いてませんでした)。

 

ノブ様からすれば、「治る」と言ったのに治らないとは何事か!となります。

頭から祈祷を否定している訳ではありません。

実際にやってみて、「治る」と言ったのに信秀が死んでしまったので、「詐欺ではないか」と怒った訳です。

私が現在の医療体制に激怒しているのと同じです。

最も、私が医者を殺したら犯罪になりますがね・・・

 

9. インチキが嫌い3-無辺(信長公記他)

安土城下に無辺と言う風来坊が住み着きました。

何やら色々と人を集め、祈祷やら何やらして奇跡を起こしている、と言う話が広まりました。

ノブ様の耳にも入り、無辺を安土城に呼び出しました。

 

「どこの生まれか」と尋ねると「無辺でございます」と。

「およそ人であれば、三国(日本・中国・インド)のいずれかの生まれであるはずなのに、無辺とは聞いたことが無い。さては妖怪の類か。ならば釜茹でにしてみよう。妖怪であれば問題はあるまい」と怒ったので

「生まれは出羽でございます」と無辺は恐れ入って答えました。

ノブ様は機嫌を損ねて「そこもとは何やら奇跡を起こすとか。奇跡を見せてみよ」とそれでも言ったのですが、無辺は何も出来ませんでした。

ノブ様はカンカンに怒って「およそ奇跡を起こすような人は人品卑しからず、おのずと品格があるのにお前にはむしろ卑しさを感じる、売僧であろう」として、鞭打ちの上素っ裸にして、安土城下を引き回して追放しました。

 

しかしその後無辺は夜な夜な女性の患者を呼び出し、へそ比べなる秘法とやらを行っていたと判明し(羨まし・・ゴブッ)、ノブ様は無辺を探し出して首をはねてしまいました。

その後無辺が宿泊していた寺の住職を呼び出し、「何だってあんな売僧を宿わせていたのか」と尋ねると「手元不如意にて雨漏りを直すことができませんので、やむを得ず」との回答。

「ならばこれにて修繕せよ」と銀貨20枚(だったはず)を与えて住職を返しました。

 

きっと今の事態を見たら、財務省と厚労省の官僚の8割近くは皆殺しにされるんでしょうね。

今やればヒトラーの再来とか言われるでしょうが、あ、ノブ様自体がジェノサイダーの認識ですね。

 

10. 女性を非常に大切にする(出典は色々)

ぶっちゃけ、織田信長に関連する人たち、特に女性の名前が結構後世に伝わっております。

お市、お濃、五徳、お寧(々)、お松、桔梗(ガラシャ)、お茶々、亀姫、等々。

しかし、例えば武田信玄の妻の名前は?

北条氏康の妻の名前は?

松永久秀の妻の名前は?

三条氏の娘、とか今川氏親の娘、とかは出てきます。

しかし名前は出てきません。

これが決定的に違います。

 

他に、家臣やそのまた家臣たちにも「安土に家族を連れてこい」と厳命しています。

要するに、「妾や側室を入れるのではなくて、正室を連れてこい、家族が居ないと全力で働けない」と言う主旨なのです。

言うことを聞かない家臣の清州城下の家を焼き払うことすらしています。

この辺は自分が幸せな家庭を持てなかった反動なのか?と思ってますけれど、正直分かりません。

 

結局、無神論者でもないし、インチキは嫌いだし、やたら家族を大切にするし、身内に甘々だし、超神道だし、何やら諸々教科書などの一般的なイメージではないのです。

と言うことを強調しました。

次からはやっと吉法師時代以降のノブ様です。