優しく
注いだ

沢山の
キスは

余す事なく
胸に
染み込んだ


月を
跨ぐ夜に
数年振りの
再会

温まった香が
身体を包み込んだ

本当は もっと
これから ずっと

触れていたかった


滞留など知らない
川の水のように

心は離れ
糸は自ら裁った

何度も顔を濡らして
あのキスを思い出した


あの日の「i」は


少しずつ溶かそう


優しすぎる触れ方

回した手は
ドキッとする程、ギュッ‥と強かった

心を 奪われた瞬間。


君しか見えなかった


心に
決着を
つけたのは



君が見えなくなった から


それだけ なのです