2023年北川村星神社お弓祭り | 落ち葉のブログ

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日々の出来事で、感じた事、思い出、たまにスピ系の話等テーマなく気まぐれに明るく喋ります。

2年に1回1月8日に行われてるお弓祭りに行ってきました。
1000年以上続いている私の地元のお弓祭りです。
2021年はコロナ禍で中止になったけど今回は簡素化で行われました。
山の上にある神社で狭い道を車でぐるぐる登って行きます。


石段がキツい。
最初はトントン上がれたけど途中からゼイゼイ息が切れて休みながら上がった。

上がった所に狛犬さん


        上村村長さん ↑ 











12人の射手が6人ずつ交代で前の人から順番に的を目がけて打ちます。
あ、的の写真撮るの忘れたわ😆

本来は星神社の氏子で長男が射手になるけど人口も少くなり次男が引いたり、村外の娘婿が引いたり同じ人が何回も引いたりしてます。
昔は20代ぐらいの青年が射手だったけど人が居なくて小学4年生ぐらいから60代とか、親子で引いたり、とにかく祭りを絶やさないように射手選びに苦労してるようです。
射手になると元旦から祭りの日まで朝5時ぐらいから毎日、身を清める為に川に入らないといけないのです。
また、この期間4つ足動物の肉を食べてもいけない。
牛肉、豚肉、加工食品のハムとかも。
そして外食や、よその家で食べるのも禁止です。
また1月の寒い山の上で片肩を出して弓を引くから射手を依頼しても断る人も居るでしょう。
あと弓を引く作法、所作も難しいから先輩に習いながら田んぼで何日も練習しないといけないし。
今回、私の甥っ子も射手でした。
今回で4回目です。😅



本来は神社で各射手の後ろにお寿司やお酒など用意されてて友人、親戚など見に来てくれたら食べてもらいます。

前回のお弓祭りの光景です↑

また、祭りが終わると各射手の家では夕方、宴会の準備をして近所の人や親戚の人等を呼んでもてなします。
その準備と片付けが一番大変なんです。
だから本音を言うと射手にならないで〜と思う😆
ま、宴会と言っても仕出し屋さんに全部頼むけど高知は皿鉢(さわち)料理




刺身、鰹のタタキ、にぎり寿司、酢豚、エビの南蛮漬けなど各大皿で出るのが高知の皿鉢料理
全部仕出し屋さんに頼みます。

でも今回は簡素化なので神社で料理やお酒も無し
お茶と焼いたお餅だけ関係者に出されてました。
射手の家での宴会も無しだから楽でした〜😊
お祭りも通常は3時頃までしてるけど今回は12時半で終わりました。
観客も少なかったです。
ローカルニュースでは特集で放送されてました。

過去にも2回お弓祭りの記事を書いてるので覗いてください。

まりさんが飾ってくれた花