今日は父の話です。
13年前に父が突然、脳梗塞になり左脳にダメージを受けたので右の手足が動かない。
言語障害で喋れない。
喋っても聞き取れない状態になりました。
今はリハビリで右足は装具を付けたら数mは歩けるけど車椅子生活。
デイサービスに週に3回通ってます。
自宅では着替、ポータブルトイレでの排泄も一人で出来るので数時間一人にしてても大丈夫。
当時、左脳がやられてるから通帳の暗証番号も忘れてる。
以前に脳梗塞になったら頭のリハビリに、しりとりをしたらいい。と新聞のコラムに載ってたのを思い出して私は父の病室で、しりとりをしてみた。
頭の体操になるし言語療法にもなるからね。
お父ちゃん、しりとりしよう。
私が何の言葉から始めたか忘れたけど、「い」で父の番になった。
父 … 無言
「い」なら普通、犬だろう?
犬も浮かばないのか?
私はヒントを出してみた。
ワンワンって鳴く動物は?
父 犬
そうそう、ヒントを出したら分かるのか。
次は「た」で父の番
父 無言
私 赤いきつねと緑の…?
父 ??無言
ヒントが悪いのか?😆
次は「と」で父の番
どうせ何も浮かばないだろうと思ったら、いきなり
トランペット!と言った。
「とら」じゃなくてトランペット?
それに単語も長いのにハッキリ、トランペットと言った。
仕事や趣味もトランペット関係ないのに。
しりとりして父がまともに答えたのはトランペットだけでした。
いまだに何でトランペット?と印象に残ったという話でした。
何回か父の話題を記事にするかもしれません。
左手首骨折で3週間ちょっと仕事行けなかったけど今は普通に仕事出来てます。
休んでる期間は読めてない本を9冊も読めて大満足の日々でした☺️