本日は薬丸岳さんの虚夢の感想です。
最近やたらと薬丸さんの本ばかり読んでいます。やっぱり殺伐としてて、それでいてアッと驚かされる本が大好きみたいでね。この本もそんな感じでした。
それではレビューに行くぜ!
愛娘を奪い去った通り魔事件の犯人は「心神喪失」で罪に問われなかった。運命を大きく狂わされた夫婦はついに離婚するが、事件から4年後、元妻が街で偶然すれ違ったのは、忘れもしない「あの男」だった。
今作もあらすじを見てもらえばわかるように犯罪被害者の視点でのお話です。だからどうしてもテーマは重くなってしまいがちなんだけど、そこは薬丸さんです。凄く読ませるのが上手い。一つのドキュメントみたいに話が進んでいくんだけれども、その進み具合ってのがいい感じに緩急が付いていてね。
この本も凄く深いテーマの話だったなぁ。今まで読んだ天使のナイフにしろ、悪党にしろ、モデルとなる事件があるからこそ、興味を引くんだろう。この本もそうで、ズバリ大阪の池田小で起こった連続児童殺傷事件がモチーフなんだろうね。どうしてもあの事件を連想してしまうんだけど、風化させないって意味でも一役買っているのかなぁと。実際この本を読んで、それまで犯人側の精神状況しか興味なかったけれども、被害者の心情とは?そういう面も興味深かった。
っと固い話になってしまってるけど、こういう言い方はどうかと思うけど、凄く面白かったです。ひとつのドキュメントって書いたけど、やはり小説は小説。だからこそラストの怒涛の展開は鳥肌が立ったし、感動もしました。
と言う事で評価は☆☆☆☆★(4.0)です。天使のナイフや悪党と比べちゃうと、序盤が静かだったって印象。でもね、薬丸さんは胸を張っておススメできる作家さんですよ。グロいのとか殺伐としてるのが好きならばね。
って事で今日は以上。お次は三崎亜記さんの海に沈んだ町を読みますね~。あうっ!
最近やたらと薬丸さんの本ばかり読んでいます。やっぱり殺伐としてて、それでいてアッと驚かされる本が大好きみたいでね。この本もそんな感じでした。
それではレビューに行くぜ!
- 虚夢/薬丸 岳
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
内容(「BOOK」データベースより)
愛娘を奪い去った通り魔事件の犯人は「心神喪失」で罪に問われなかった。運命を大きく狂わされた夫婦はついに離婚するが、事件から4年後、元妻が街で偶然すれ違ったのは、忘れもしない「あの男」だった。
今作もあらすじを見てもらえばわかるように犯罪被害者の視点でのお話です。だからどうしてもテーマは重くなってしまいがちなんだけど、そこは薬丸さんです。凄く読ませるのが上手い。一つのドキュメントみたいに話が進んでいくんだけれども、その進み具合ってのがいい感じに緩急が付いていてね。
この本も凄く深いテーマの話だったなぁ。今まで読んだ天使のナイフにしろ、悪党にしろ、モデルとなる事件があるからこそ、興味を引くんだろう。この本もそうで、ズバリ大阪の池田小で起こった連続児童殺傷事件がモチーフなんだろうね。どうしてもあの事件を連想してしまうんだけど、風化させないって意味でも一役買っているのかなぁと。実際この本を読んで、それまで犯人側の精神状況しか興味なかったけれども、被害者の心情とは?そういう面も興味深かった。
っと固い話になってしまってるけど、こういう言い方はどうかと思うけど、凄く面白かったです。ひとつのドキュメントって書いたけど、やはり小説は小説。だからこそラストの怒涛の展開は鳥肌が立ったし、感動もしました。
と言う事で評価は☆☆☆☆★(4.0)です。天使のナイフや悪党と比べちゃうと、序盤が静かだったって印象。でもね、薬丸さんは胸を張っておススメできる作家さんですよ。グロいのとか殺伐としてるのが好きならばね。
って事で今日は以上。お次は三崎亜記さんの海に沈んだ町を読みますね~。あうっ!