北山一揆
 農民だけではなく山伏たちも大勢いたそう
2回の大きな一揆があり
たくさんの人たちが殺された…

三重県にある

田平子峠は刑場となった
ここはなんどもお参りにきている

かなしい物語

年貢の取り立てが厳しく
自分たちが食べていくのにも大変で
決して贅沢な暮らしを求めていたわけではない

無念な想いを残して亡くなった大勢の人たち

ここは地元の人でも怖がって通らない場所でも
あるがなんども供養もされているので
昔よりはいろんな現象がなくなったようです

私もなぜかここになんどもなんどもお参りにくることになる

きっとね
弔うこともそうだけど
伝えたいことって
無念な想いだけじゃないとおもうんだ

今も大変な世の中ではあるけれど
今ある幸せに気付けていない人たちも大勢いるでしょ

家があるのに。
食べることにも困っていないのに。
健康であるのに。
満たされない心
心が貧しいからいつまでたってもみたされない

そんな日常ってすごくありがたいことなんだよって
私はいつもそのメッセージをうけとる

受けとってそれを伝えていくことが大切で
今の自分にできることなんだとおもっている

前に北山一揆のお話会に参加した

その時の首謀者の三介さん
本人とその家族も殺された

三介地蔵が祀ってあることはそのお話会できいていて
タイミングでそちらにもお参りに行こうとおもってた

そして最近、その時のお話会の先生の投稿で
そのお話が。

急に
無性に行きたくなり
一人で車を走らせる

ナビが途中でとまり
車を降りて歩いてみる

入り組んだ路地に民家が数件
たまたまいたおばちゃんにおしえてもらった

お線香とライアーを奏でてきました

見晴らしがよく遠くの山が美しいけど
ライアーの音色とこの哀しい出来事
ただただ静かにお参りさせてもらいました