東RAGE、お疲れさまでした。
シャドバのプロ誕生以降、特に「プロ志望」と掲げて活動をしている方や団体に対し、いくつか思っていたことがあるのですが、
・私自身のスタンスをはっきり示すこと
・プロ志望の方々が、あまりストレートではない方向性(いわゆる空回り)にならず、次期採用の機会において十二分に力を発揮できること
・「2Pick最強決定戦」のエントリーを迷っている方に対し、自分の動機を示すことで、判断材料にしていただくこと
の3つを目的として、当記事を書きます。
なお、この記事における「プロ」は、RSPLにおいて月収30万を保証された12人のプロを指しており、その他のゲームや、その他のチームのプロについては一旦、思考から外しておりますので、ご了承ください。
ただし、結論部分で述べる大切なことは変わらないと思います。
前提1.シャドバプロはなりたい人が全員なれるわけではない
前提2.「プロになる方法」ははっきりとわからないが、「プロになるために不要なこと」は、今回の合格者12人の様子から見えてくる
不要なこと1.イベントや対戦会を開催したり、実況・解説をすること
不要なこと2.現役のプロと仲良くすること
不要なこと3.大会で実績を出すこと
不要なこと4.配信の視聴者数を伸ばすこと
不要なこと5.多くのシャドバユーザーに「今」好かれていること
不要なこと6.選考に落ちた人同士での情報交換
番外…「自分が公式に嫌われている」と感じたら
総括…では、結局、プロになるために何が必要なのか
という見出し順で書いていきます。
2Pick大会に関しては「不要なこと1.」で言及してますので、そこだけ見てくれるという人はそこだけ見て頂いてもありがたいです。
前提1.シャドバプロはなりたい人が全員なれるわけではない
シャドバのユーザー数百万(正確なソースはないため、もっと多いかもしれません)に対し、プロの枠は12人です。
当然ですが、なりたい人が全員なれるわけではありません。
前提2.「プロになる方法」ははっきりとわからないが、「プロになるために不要なこと」は、今回の合格者12人及び不合格者の様子から見えてくる
今回の選考に落ちた人の中でも、「なんでこの人が落ちたんだ」と言われている人がいます。
しかし、それは裏を返せば「その人の魅力(と一般に言われていること)は、採用チームにとって不要だったから落ちた」
と考えることもできます。
「この点を比較すれば、現プロの誰々よりこの人の方が優れている」
という意見が仮にあったとしても、その強みは本当に必要だったのですか、と問われると、断言はできないわけです。
当記事では、そうした比較の中で僕が「不要だな」と感じたことを6つ挙げていきます。
不要なこと1.イベントや対戦会を開催すること
これは、現在2Pick最強決定戦(非公式)なるものの参加者を募集していたり、対戦会を開いたりしている自分が言う事は矛盾しているように見えるかもしれませんが、事実不要です。
イベントや対戦会を行うことは、必ずしもプロになることには直結しません。
今回の合格者12人の方に、いわゆるプロデューサー気質の方は1人もいないはずです。
しかしながら、TLでは「プロがもっと盛り上げてくれ」という声も散見されます。
この点に関しては「プロ=盛り上げ」というイメージを作ってしまった自分にも責任の一端がある、と考えています。
基本的に
「非公式のイベントや対戦会を行うことは、参加者・主催者の双方にとってリスクがある」
という認識をまず持ってください。具体的には、
・RAGEおよびJCGなど公式大会が頻繁に行われているため、非公式イベントでの勝利が、参加者にとって実績にならないこと
・何か悪い評判が立った時に、関係者に迷惑をかける可能性もあること
・公式の施策との競合があり得ること
この3つの課題に対しては、明確に向き合って、答えを出しておく必要があります。
(たとえ、直接誰かに言われたり、今までに失敗をしたことがない人であっても、です)
私の施策「2Pick最強決定戦(非公式)」に関しては、
・(現状)2Pickのバトルは1本勝負が多い⇒(疑問)3本勝負以上を行った場合、1本勝負と比べてどの程度結果が変わるのか
というのが、私個人だけではなく、2Pickに真剣に取り組んでいる人なら1度は考えた疑問であり、
その解明をここでしておくことで、後々の2Pick研究に関しても、いい影響をもたらすことができる。
構築戦で最大のイベントであるRAGE グランドファイナル準備期間中の時期に行えば、
ちょうど2Pickがやりたい人の需要を満たすことができ、
公式イベントでないことは対外的にも区別されるため、デメリットは少ない。
と、主観的ではありますが判断したため、GOに踏み切りました。
そのうえで、趣旨に賛同してくれる方から助力があれば、これ以上の喜びはない、と考えております。
不要なこと2.現役のプロと仲良くすること
現役のプロと仲良くなっても、彼らには人事権(「誰々をチームに入れてくれ」と主張する権利)がありません。
仮にプロ選手とチーム経営者間で意見交換はできたとしても、最終決定をするのは、経営者やスポンサー等といった方々のはずです。
現役のプロが今最も時間を割いて考えているのは、「勝つための知識」「自分のファン」の2つを増やすことだと、大まかに考えています。
もし敢えて連絡をこちらからする必要があるとすれば、それは
・彼らのファンを増やす手助けができる時
・勝つための知識を提供できる可能性がある時
であり、その際は、現状では見返りも求めるべきではない、と考えます。
不要なこと3.大会で実績を出すこと
RAGEでの入賞者だけが採用されているわけではありません。
また、RAGEでの入賞は1000人に1人、チャンピオンは8000人に1人です。
多くのプレイヤーの憧れではありますが、これもプロ同様、誰でもなれるわけではないことも事実です。
また、大会での実績がある人でも、他の要素によって落選してしまうこともあります(自分にとっては非常に悲しいことではありますが)
不要なこと4.配信の視聴者数を伸ばすこと
あるチームのオーディション配信で、相対的にファンが多いプレイヤーが落とされ、ファンが少ないプレイヤーが最終的に採用された事例があります。
そのため、プロチームは、選手に対し配信を行うことは求めているが、
必ずしも応募時点での視聴者数を重視しているわけではない、という事が読み取れます。
裏を返すと、「リスクのある方法や短期間だけ好かれる方法で配信の視聴者数を伸ばしても、あまりよくない」ということになります。
不要なこと5.多くのシャドバユーザーに「今」好かれていること
これも配信の視聴者数不要論とほぼ同じ話ですが、「ユーザーに好かれているかどうか」ということは、客観的には、はっきりとわかりません。
シャドウバースのユーザーというだけでも何百万人といますし、ツイッターをやっているのはそのうち何割なんだろう。
あの人気配信者のリスナーはそのうち何割なんだろう。
と、考えていくと、そうしたユーザー全員の声をヒアリングしたり、事実関係を詳しく調べたりすることは不可能です。
どちらかというと、
「今の状況は無。自分の名前を言っても「誰それ?」となる。だから、これから好かれていく」
という謙虚な攻めの姿勢が求められるのではないでしょうか。
「あの人は誰にでも好かれる」という類の話は、極めて主観的な評価や口コミになりやすいにも事実です。
それが、プロ採用に直結できるほどの魅力となりうるのか(倍率が高くても通るほど好かれるのか)、ということには、よく自分で客観視しておく必要があると思います。
不要なこと6.選考に落ちた人同士での情報交換
落ちた人同士で情報交換が有効になるのは、倍率で言うと2~10倍くらいの関門の場合に限定される、と考えています。
多くの人が通過するであろう資格試験や、それほど倍率が高くない企業での就職面接などでは、落ちた人同士であっても情報交換が有効です。
・要求されている能力が明確、かつ客観的である
・過去に千~万単位での合格者・不合格者がいる
という前提があるため、情報交換は極めて有意義です。
しかし、RSPLにおける採用は
・要求されている能力は、既存の採用と比べた場合、相対的に不明瞭である
・過去に合格・不合格の前例が多くあるわけではない。そうしたものが出来るとしたらこれから作られていく
と、既存の採用試験や面接とは反対の性質を持ちます。
そのため、例えば、今回は「配信をしていないという理由で落とされた」という人が仮にいたとしても、
次回公募では同じチームが「配信が出来る人は特に求めていない」と言っている可能性もあるわけです。
これは、決してチームの方針が気まぐれだからということではなく、時代や産業の流れによって、求められる人物像は後から変わってくるという意味でお伝えしています。
ですので、「プロになりたい」という人は、抽象的な話ではありますが、世の中の「需要」全般について、軽くアンテナを立てて置く必要はあるでしょう。
また、そもそもの落とされる理由になった「足りないスキルや能力」も、各個人によって違うものであり、それらは情報交換しても解決に直結するものではありません。
番外…「自分が公式に嫌われている」と感じたら
「公式に好かれている人」の立ち振る舞いをお手本にしましょう。
今日から「自分は公式に好かれている」と思って、立ち振る舞いを変えていくのです。
実際に嫌われていても、「私は好かれている、プロである」と思い込んで日々を過ごすことが大事です。
嫌われているからと卑屈になったり、大会の実績で見返す、という考え方をして仮にファイナリストになれたとしても、あのゲスト解説席などには呼ばれず口座に賞金が振り込まれるだけで終わると思います。
また、今までの習慣やつぶやき内容を変えるのは、迷いながらでは葛藤とストレスを感じます。
嫌われている身近な友達に「好かれている」と思い込むと、変なヤツと思われます。
しかし、公式はどのみち、普段から接点が多いわけではありません。
ですので、「すでに好かれている」という思い込みのもと改善をしていった方が、精神衛生上長続きします。
気概と立ち振る舞いが大事です。
なお、ZEROはどうなんだ、というご指摘に関してですが、特に嫌われてはいないと思います。
もし明確に嫌われているようでしたら、改善を致しますので、DMやメールでひっそりと教えて頂ければ幸いです。
本件については該当する読者も極めて少ないので、短い精神論で恐縮ですが、これで終わりとします。
総括…では、結局、プロになるために何が必要なのか
以上の不要な点を削ぎ落し、裸の凡才が残ったとき、「間違いなく一番最初に必要」と思えるのは、
「自分はスポンサードされている」
という自覚と意識だと思います。シンプルですが、それがなければ何も始まらないと思います。
不要なこと1~6.で挙げた要素はメリットに転じることもありますが、
まずこの自覚と意識がなければ、メリットとしては成り立たないものです。
スポンサーになってくれる企業の経営者や社員の方の日々の生活を想像し、その人たちから見ても恥ずかしくない生活を、プロデビューの前から過ごす。
そうしたスタンスで生きることが、必要と言えるのではないでしょうか。
もちろん、私自身もそのようなことが100%出来ている清廉潔癖な状況ではないので、日々改善をしていこうと考えています。