このたび、私ZEROは、2Pickにおいてより再現性のある勝利方法の確立を目指す、という気持ちで、2Pick調整グループの人員を募集したく思います。

 

調整グループの目的:

以下2つを大きな目的とします。

 

・Shadowverseの2Pickにおいて、「聖杯」と呼べる手法(=グループで行って、再現性のある勝利手法)を確立すること。特に、「短時間での攻略」「量より質」「数より勝率」ということにこだわる。

 

・後々、Shadowverseの2Pickに代わりうるような、ドラフト要素を持つ別のゲーム(以降次世代ゲームと略す)が出てきた場合でも、「聖杯」を学んだメンバーの中で望む者は、次世代ゲームで活躍できるような土台作り

 

メンバーの構成:

以下の3種類のメンバーで構成します。

 

①本科生(4~5名程度を想定)…他のチームや有力調整グループ、有力構築チーム(例:構築チームであるにも関わらず、Pickレートベスト32に複数人が入るようなレベルのチーム)とかけもちをしていない人。

レートや、新弾準備の際にノルマあり。

グループとして特別な舵取りや決断をする場合、本科生が1人1票を持つ形で合議し、最終決定をする。

 

②留学生(2~5名程度を想定)…他のチームや有力調整グループ、有力構築チームとのかけもちをする者。本科生と同様のノルマ・タスクがあり、更に、本科生全員が許可した場合のみ所属可能

 

 また、留学希望者が、同じ団体から大挙してうちのグループに押し寄せるようなことは万一にもないと思いますが、留学希望者は各チーム又は窓、団体、コミュニティなどから最大2名まででお願いします。応募の経緯は問わず、結果的に3名以上の希望者が同じ有力団体もしくは実質的に同じコミュニティから来た、と考えられる場合は、全員落とします。

 

③交流生(いわゆるゼロ会と言われている集まり)…「2Pickを理論立てて学びたい」という初心者~中級者と、ある程度腕に自信がある人をマッチングさせるような間柄を目指しています。今回は交流生の追加募集はしませんが、個人的には「楽しく教えあう・楽しく語り合う」ことも、引き続き重要視していきたいと思っています。新セットリリース後落ち着いたらまた、交流生の通話の呼びかけや募集もしていきます

 

具体的なグループのノルマ:

 

~当グループでの「ノルマ」の理念~

一般的に、皆さんはゲームで「ノルマがあります」と言われると、「時間がかかる」「大変でめんどくさい」「興味はあるけどそこまでの覚悟はない」「ゲームでそこまでやりたくない」と考えると思います。

しかし、ZEROが考えるノルマの理念は、以下のようなものです。

 

最終的に、やるべきことを大幅に減らす。かける時間や、どうすればいいか迷っている時間を少なくする。そのためにノルマとして設定する

 

つまり、義務的なことをだらだらやってもらうわけではなく、より建設的な思考や議論に多くの時間を回してほしいがために、ノルマを設定します。RPGやアクションゲームが好きな人の中には、攻略本や攻略サイトを見ることで、クリアまでの時間を短縮しようとする人、漏れなくアイテムやイベントのリストを把握する人、などもいるでしょう。このグループでやりたいことは、突き詰めればそれと同じです。

格闘ゲームでも例を出せば、

・攻め・ガード・投げの3すくみの関係や、飛び道具と近接攻撃の適切な使用タイミングの違い(主に2D格闘)

・ブーストゲージや弾数の管理(主にロボット系ゲーム)

など、最初に知っておけばその後の学習時間を大幅に減らせ、使うキャラが変わっても大幅にパフォーマンスが落ちることはない、というような知識があります。

(逆にそれを知らない、もしくは無視して自己流からスタートした場合ば、大きな遠回りになります)

そういった必須ポイントの漏れを早期につぶすことを目指します。

 

(新セットリリースのたびに本科生・留学生全員で行うこと)

・全カード評価表の作成

 一番最初の段階では、ZEROが点数ごとの枚数比を設定・統一し、それに沿って全員で評価をシートに記入してもらいます。例えば、全体的に10点の評価が多い甘口の人と、全体的に1点の評価が多い辛口の人が混在していた場合、平均値を取ったり、相対的な比較を行っても、あまり意味がないです。ベースとなる中央値と、上下の乖離が異なるからです。

そこで、「10点のカードは2枚まで、1点のカードは3枚まで」など、部分的に統一した評価ルールを決めることによって、平均値や最頻値、中央値、ばらつきなどの各種数値に意味を見出せるようになります。

ですので、全員が記入後、突き合わせや平均点の調査、議論などをします(最も大事なファーストステップであるこの過程に連絡なく参加しなかった方は、即除名する場合があります)。

 完成後も、反省点や本科生の意見を随時取り入れながら、更によい枚数比が見つかればアップデートをしていきます。

 カード1枚あたり30秒以内、400~500枚程度のカードプールに対し、1人あたり、8リーダー全部見てのべ4~5時間の作業時間で終わってもらうような想定をしています

 

・ケア表の作成

 各リーダーで重点的にケアすべきカードを体系的に整理していきます。個々の負担は少ないです。最大の肝である部分なので、詳細な方法論は、加入が決まった方にのみお伝えします

 

・デッキの枚数比やバランスに関する思考の言語化

 リーダーごとの知識とは別に、「何コストのカードは何枚程度がよいのか」「除去の配分はどうすべきか」などの、普遍的な知識を全員が言語化した上で、確認・突き合わせを行います。

 

・評価表およびケア表をもとにした実戦テスト

 随時ルームマッチを行い、方法論の見直しやアップデートを行います。

 

(環境1~2ヶ月めに随時行うこと)

・Pickの試合の反省・報告および迷った点の検討

最低3日に1回は自分の報告や相談をし、3日に1回は他人の報告や相談にコメントする、ということをメンバー全員に義務付けます。

(3日に1回とする理由については、FAQで説明します)

 

(レート期間中随時行うこと)

・その日のレートの取り組みの反省

Pickの択や試合中のプレイング分岐のみならず、時間帯や日柄、流行、誰がいつ潜っていそうかなど、ゲーム外情報についても考慮した上での議論をします

 

求める人材と理念:

必ずしもShadowverseの2Pickに時間をかけているとか、たくさんの試合をこなしてゲームをやりこんでいる、という必要はありません。

むしろ、「できるだけ時間や回数をかけずに、議論と論理重視でテクニカルに攻略したい」「なるべく時間をかけずにレートベスト32や、JCGトップ4に入りたい」という考えを強く推奨します。

 

ただし、「時間をかけない」ということと、「楽である」ということは、必ずしもイコールではありません。密度の濃い調整は、それだけ精神的負荷の高いものになるからです。

 

管理人であるZEROも、毎日毎期、そこまで多くの研究時間を割いているわけではありませんが、事前予想は大きくは外さないし、負け越しているシーズンというのもありません。レートはずっとベスト32に居座ることができています。

その理由は、「この手順でドラフト系ゲームに取り組めば、大きく間違えることはない」という思考の枠組みが、文章化できる形で、自分の中に確立されているからです

そうした思考の枠組みを、本科生のメンバー1人1人の中に確立させることを目指します。

 

・選抜方法

以下のフォームに12月20日23:59までに記入・送信ください。大量に公募文を書かせて大量に落とす、ということをしたくないので、十分な応募者が集まったと思った段階で募集を早期に締め切る場合があります。フォーム記入の時間が取れない場合や、フォーム記入を期限ギリギリに行うつもりの方は、あらかじめTwitterDMにご一報をお願いします

 

https://forms.gle/TGZP5dxAQJUDC2FL9

 

想定されるFAQ:


Q,「聖杯」の由来ってなんですか?

とある業界にて言われている必勝法の俗称です。

Q,2Pickチームとは違うのですか?
自分のやりたいことと、世間の「Pickチーム」という団体に対するイメ―ジの間に差があると思ったので、チームは名乗りません。

そのため、LOSリーグには今の所、参加予定はありません。

メインターゲットはJCGとRating、RAGE、ミリオンカップなどの公認及び準公認大会になります。

 

Q,このグループに入ると、コネやプロ就職面で有利になりますか?

全くなりません。あくまで短時間で高い勝率(レート及びJCGで55~65%想定)を出し続ける、ということに特化したグループです。さっさと強くなってもらって、その空いた時間を人格や立ち回りなどの、本当に必要な研究(??)に使いましょう。

なお、「本業あってのゲーム」「収入あってのゲーム」だと私は思っています。ゲームを安心してやり続けるためのホワイト企業でのお仕事は、、本件とは別で個別相談してください。

 

Q,通話はどの位ありますか?

来期がどんな環境になるかによりますので、3ヶ月間毎日つけっぱなしということはないでしょう。私も構築の活動もあります。

しかし、人に先んじるには、環境初期の間に、28セット程度のルームマッチを行うことが必要だと考えています。

(全員が28セットにフル参加するのではなく、グル―プ内ののべ回数です)

 

Q.最低3日に1回の報告または相談を義務付けているのは何故ですか?

 

ゲームの好きな人というのは私自身への戒めも含め結構独り歩きしがちであり、

・ゲームをやっていても他人に報告や相談をしない

・しかし、その結果、思考が大きく外れてしまい、自分でズレに気付かず勝率が落ちる

ということが時々あります。最低3日に1回報告や相談をしてもらうことで、そうした現象をある程度緩和できると考えています。

 

また、これまで私とそんなに絡みのなかった人や、普段は構築メインの人が本科生になった場合に、

・相談のきっかけがわからない

・1度長期間不在にしてしまうと、再度の声掛けがしづらい

という事態も想定されますので、その辺の管理や接点作りも楽になるよう、3日に1回と最低限の数値を義務化しました。

この3日に1回の最低ラインに関しては、構築大会やRAGEの準備などを理由に免除するつもりはありません。無理に数をやる必要はないが、4日以上間が空くとカンがにぶる、と思っているからです。

 

Q.選考にあたって有利になる要素や、逆に強制脱退に関する取り決めはありますか?

 

選考時は、2019年9月・森羅咆哮以降のシーズン実績に応じて100点中20点が免除になります。

 

グループ加入後も、実績に基づいてこれらの加点を累計し、本人が希望すれば対外的にもPRします。

 

レートベスト32またはJCGベスト4、ES大会優勝の方…シーズンごとに+2点

同シーズンにレートベスト100またはJCG決勝トーナメント進出、ES大会入賞、その他公認~準公認大会での実績のある方…シーズンごとに+1点

 

ただし、加入後は、以下の減点基準も同時に適用されます。前述の加点と合わせ、-1点になった段階で本科生から抜けて頂きます。

(初期スコア0で加入した方は、ひとつでも当てはまった時点で除名となります)

 

・新弾評価を連絡なく期限までに行わない…-1点

・新弾評価完了後、事前の報告・相談なく、連絡が取れない状況になった…1週間ごとに-1点

・レートがあった場合に、RDを下げ切らなかった、もしくは総合勝率が40%以下だった…-1点

・グループ内の重要な情報を許可なく外部にもらした…判明次第、即除名

 

要は「実績があれば多少目をつむるけど、やりすぎないでね、情報の扱いが悪い人は論外」という、よく言われることを念のためルール化しています。

また、除名のあった際も、特に対外的な告知や理由の説明などは行いません。営利行為や労働をしているわけではありませんので。

 

インターネットの付き合いというのは、問題があった時にズバッと切りにくく、切った場合でも感情を理由に切った場合は、後々までしこりが残ったりします。そういう後腐れを残さないため、あらかじめルールとして決めておこうというだけです。

 

以上となりますので、ご興味持っていただけるようでしたらフォームからお願いします。