すす病は梅雨時の花芽にとどめを刺す厄介者

これは流通名だと思います。
ハワイアン・レインボーです。
レイレインボーに少し似ていますが、これは咲かせやすいです。成長が早くスリムなタイプ。
香りは癖のない爽やかな柑橘系。
本題です。
題名を見てピンときた方がいるかもしれません。話は前回の記事と繋がってます。
今回はすす病のお話し。
プルメリアで、すす病というと連想するのはカイガラムシやアブラムシが葉に付いているとその排泄物に付く黒いカビを連想すると思いますが、それは見た目が悪いけど深刻な問題ではなくて、葉を切り取ってしまえばいいだけの話し。ところがこのすす病、花芽にも発生します。これはとても厄介。
前回の記事で触れていた雨で痛む花芽は、実はこのすす病が関係していて、弱っている花芽にとどめを刺す恐ろしいカビです。この黒カビは普通にその辺に存在ていて種類は100を超えます。風呂場の壁が黒くなるのもこれ。雨が降るとプルメリアの蜜腺から出ている蜜を栄養源に繁殖して蕾や花芽の付け根、そして枝の生長点、葉柄の付け根で繁殖します。同時に花芽全体に広がり表面の栄養分を食べつくします。
保護膜を失うとそこから干からびて枯れてしまい、更にカビが侵食することで防衛本能から最後は花軸の付け根から落ちます。
梅雨時に花芽が痛むのは日照不足とコーティングがふやけて流れ出してしまいそれが原因で干からびてしまうということと、さらにすす病が関係していました。庭を見て回ると酷く痛んだ花芽の殆どがすす病になっています。
雨の途中に晴れて乾燥していればある程度の発生は防げます。梅雨の後半に降り続いた雨で大発生しました。
今年は特別ですね。120以上あった花芽の6〜7割が傷んでしまいました。そりゃ凹みますよ💧
このすす病の対処方法は今のところありません。すす病に効く殺菌剤を使っても雨で流れやすいので効果はあまり望めません。予防策はやっぱり雨のかからない屋根の下に移動しておくのが得策です。
今更なお話になりましたが今年の結果を見て間違いないと判断できた最新の情報です。


