シャビシャビの美学
前に廃墟が植物に飲み込まれる光景を見るとゾクゾクッとするってどこかで書いたけど
ようは自然が好きで美しい緑が好きなんだけど人工物でさえ自然が分解して最後には土にする光景。
もうちょっと具体的に例をあげると、今の自動車って家電品なんて言われるくらい機械的じゃなくなってきて
デザイン的に自分にはあまりいいとは感じない。電気自動車とか燃費とか機能的には凄いんですけどね。
安全基準という制限もデザイン性を随分狭くるしくしている要因なんでしょうね。
ワクワクすることがずいぶんと無くなりました。
そこいくと昭和の時代の自動車は違う。どんなふうに違うかというと新しくてカッコよく
古くやれて来ても、また違う意味でかっこよくなる。味わいが出てくるというとわかりやすいかな。
昔の中古車は10年を越えたあたりから再び値が上がるものがけっこうありました。
桐のタンスがそうでしょ。年代物の使い古したタンスがピカピカにレストアされて新品同様になったら
たしかに綺麗にはなるけど味わいは消えちゃうもんね。
自動車も完璧なレストアで新車同様となると、なんだか良さが消えちゃんた感じがする。
使い捨ての時代だからしょうがないのかな?だから自動車は家電品でいいのか。
ここまではわかる人が多いと思うけど、ここからは自分の世界観の話。
自然界のものももちろんですが人工的なものも錆びて朽ち果てていく姿が美しく感じること。
わざわざ綺麗に直さなくてもサビとか色あせとかを大事にしたいんですよね。苔も同じです。





