Phoenix roebelenii / HARDINESS ZONE
フェニックス・ロベレニイ(Phoenix roebelenii)/和名シンノウヤシ
露地植栽に関する資料です。
我が家の露地植え2年目のロベ
何故か去年よりダメージが強いです。
乾燥した冷たい風でさらに痛みが進んでいます。

木枯らしとはよくいったものです。
果たして今年も無事越冬できるのかだんだん不安になってきたってことで
色々調べてまとめてみました。
ブログのAoさんが教えてくれた資料で-6度でわずかな破損で乗り切ったと
出ていますがそれは本当なのか、まるで夢の話しのようにも感じます。
まず自分の住む神奈川県の最低気温分布図を作ってみました。

神奈川県のHPの中にあった冬日日数の分布PDFを拝借して
気象庁の過去のデータより過去10年間の最低気温を参考に書き込んで見ました。
三浦-1.7度
横浜-2.5度
辻堂-3.5度
小田原-4.5度
海老名-6.0度
八王子-6.7度
横浜-2.5度
辻堂-3.5度
小田原-4.5度
海老名-6.0度
八王子-6.7度
かなりアバウトな内容ではありますが出来上がってみると
けっこう近いように思えます。
職業柄県内の気候はある程度把握していまして雪の積もり方や気温の差は
理解しているつもりです。
ただし土地の起伏や建物の量や位置関係によって温度が上下しているのは
別途考慮していただきたいと思います。
このなかで-3度の青い色を示した湘南の海岸線に露地植栽されたロベの様子を
まず見てみましょう。

このロベはまさに海岸線、海からわずか200m
モッサモサのロベ本来の美しい姿です。
いつごろ植栽されたのかは不明ですが今から2年前の様子を
グーグルアースより確認できました。

ちょっと見辛いですが2年前のほうがいくらか痛みが多いように見えます。
調べてみると5月頃の撮影のようで今の時点でははっきりとした差を
確認できませんが同じ時期になったら見に行ってみようと思います。
このエリアで最も元気に育っているロベはこちらです。

ここまでくると感動する光景と言っても過言ではないですね。
成長点の姿もあきらかに普通に見るものと違います。

地上部の立ち上がりも違和感がありません。

かなり年数をかけてここまでになったのだと思います。
このエリアは全部で5本のロベを発見しましたが枯れたと思われる
切り株は確認できませんでした。
成功率100%ということでしょうか。
次は緑色-5度の座間に露地植栽されているロベです。

去年の夏場に発見しましたがまさか無保護で越冬しているとは思いませんでしたが
現在ごらんの通り。

-5度エリアでもしっかりと活着出来れば無保護でも痛みが殆ど無く
越冬できるんですね。
ここは住宅街の通り沿いです。

枯れていたのは5本中1本でした。
成功率も悪くないです。
次は-6度イエローの相模原南部、我が家に最も近いロベです。
今から4年前に植栽されて今年は今のところ順調です。

グーグルアースで2年前(植栽2年目)の様子をチェックしてみました。

かなりのダメージです。
2年目はもしかしたらかなりのダメージが出る時期なのかもしれません。
さらに北上します。
-6度のイエローから赤になるぎりぎり手前で自分の知る
最北のロベになります。

植栽方法は鉢ごと地面に半埋め。
記憶では3年目。畑のある住宅街で霜の影響はストレートですが
葉にダメージが全く無いのがとても不思議です。
グーグルアースで2年前の春の状態をチェック。

かなり酷いことになっていますが、それからすると今の耐寒性は
どういうことでしょうか。
通常の樹木は植栽した直後は若返り状態となり徒長を始めますよね。
これは窒素を多く取り込んでいる分でカリウムが不足して耐寒性が
落ちているのだと推測しました。
実際のところ春の成長が始まる時期にカリウムを少量与えると肥効もいくらか
抑えられて成長が穏やかになり耐寒性が上がる印象が有ります。
これは我が家のロベが無事に越冬できたら試してみたいと思っています。
春が来たらロベチェックに行ってきます。